人 生 NO.413
「人生って下手な小説と同じである」とどこかに書いてあった。
やっとここまで読んできたんだから、このあとも面白くもないかもしれないけれど、最後まで読もう(生きよう・・・死ぬほどのことはない)、でも、もう一度最
初からやり直すことができると言ったって、最初からやり直す気もしない・・・とどこかに書いてあった。
その通りだと思います。 でも、下手な小説ならば途中で読むのを辞めた方がいい。
折角買った本だって、面白くなければ読むのを辞めったって構わない(というより仕方がない)。
井上ひさしの「吉里吉里人」がそれです。アホらしくって読むのを途中でやめました。 バカバカしくって、アホらしくって貴重な時間を割くのはもったいな
い、と思うような作品だった。
人には好き嫌いがあるのは当然ながら、わたしには井上ひさし・赤川次郎・菊池秀行などは、アホらしくって読むに値しないものです。
そんな本を買ったこと自体、恰も騙されたような気がするのです。
読んだ作品がバカバカしいものであった場合、なんだかサギにあったような気がします。 人生の時間は有限なのに作品は無限です。
なにを選べばいいのか、せめてアホらしい作品が何んなのか事前にわかる何らかの方法があれば、読む前に(本を買う前に)解るのですが・・・なんとか
なりませんか?。