私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

きな臭いウクライナのオデッサ・・・

2014-05-17 10:21:48 | 東欧
ウクライナでは親ロシア派と反ロシア派とで衝突が起きている。
オデッサでも、ウクライナの団結を訴えるデモを行っていた人々に親ロシア派集団が襲い掛かり、
1人が死亡したと伝えられた


ウクライナの南部に位置するオデッサは、『黒海の真珠』と呼ばれる港町。
造船を中心として製油、化学工業、金属精錬などの重工業が飛躍的に発展した町でもある。

そんな美しい港町で起きるなんて・・・ちょっと悲しい事件です。


私がオデッサに行きたかった一番の理由は・・・
『オデッサの階段』が見たかったからである。

大学生の頃に、『映画論』を受講していた。
映画史上初めての『モンタージュ』を駆使してが撮られたのが「戦艦ポチョムキン」という映画と知った。
監督は「セルゲイ・エイゼンシュテイン」






『オデッサの階段』で・・・・













    苦痛に歪む顔のクローズアップを画面一杯に撮影。




   

     階段から乳母車は落ちるシーン。

映画史上一番有名な6分間と言われている。
モンタージュ手法を確立した映画として今も有名である。

乳母車が落ちるシーンはブライアン・デ・パルマの「アンタッチャブル」にも使われている。

大学生の時に衝撃を受け・・・いつかはオデッサの階段(ポチョムキンの階段)を、
観たい!観たい!と念願していた。

キエフから夜行列車でオデッサについた。






その階段の上に立った時は・・・嬉しさで足が震えた。
階段に上にはオデッサの初代総督を勤めたリシュリュー公の像!





えぇ???なんでフランスの???なんだぁ~あの有名なリシュリュー公じゃないんや!


目の前には黒海の港町が見え、年中凍らない町としてロシアに繁栄をもたらした。
私には、空の青さとで眩くとても感激した。





階段は錯視を作り出すためにデザインされている。




階段を見下ろす人には踊り場だけ見えて階段は不可視である。





しかし階段を見上げる人には、階段だけ見えて、踊り場は不可視である。

本当に面白い階段だった


階段を楽に上ったり下ったりできるようにケーブルカーが作られていた。






近くには緑豊かな公園があり、カップルたちが愛(?)を語っていた。





何とも芸術的な木が!!!





オデッサの町には楽しいモニュメントがあった。










念願が叶ったオデッサの階段は『たかが階段されど階段』
私には最高のされど階段だった






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まっきー)
2014-05-18 22:21:13
アンタッチャブルのあの階段なんだ~!

迫力のある階段だわ
踊り場が見えず 踊り場しか見えない
いいね~ぇ  気が利いてるーー!

ベンチの叔父さん チョッピリお腹が出ていて可愛いイネ 横に座ってお話ししてみたい気分

何よりも 本当に芸術的なのが・・・この面白いぐにゃぐにゃした木ですね

最後の僕ちゃんとお父さんの肩車のシーンの像も ユーモアがあって良かったです





 
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まっきーさん (あみ)
2014-05-19 10:06:39
おはようございます。

アンタッチャブルの階段で乳母車が落ちるシーンは、
戦艦ポチョムキンでのシーンを使ったそうです!

凄くインパクトがありましたね。

オデッサは、第二次世界対戦の時に、
ナチスドイツと戦ったパルチザンの拠点にもなりました。
私が旅したときは、のんびりした港町で
猫ちゃんもたくさんいて、日向ぼっこをしていました。

でも今は、きな臭い港町に変わったようです。
町にはプーシキンの像もありました
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