歯科技工管理学研究

歯科技工管理学研究ブログ
歯科技工士・岩澤 毅

歯を用いたヒト内部被曝歴の解析-福島・宮城県在住幼小児の脱落乳歯を用いた線量評価

2013年11月17日 | 基本・参考


http://irides.tohoku.ac.jp/topics_project/projects2013.html

平成25年度 特定プロジェクト研究【所内/拠点研究】(採択課題)

東北大学災害科学国際研究所の使命は、東日本大震災における調査研究、復興事業への取り組みから得られる知見や、世界をフィールドとした自然災害科学研究の成果を社会に組み込み、複雑化する災害サイクルに対して人間・社会が賢く対応し、苦難を乗り越え、教訓を活かしていく社会システムを構築するための「実践的防災学」の体系化とその学術的価値の創成である。

そこで、本研究所の英知を結集して被災地の復興・再生に貢献するとともに、国内外の大学・研究機関と協力しながら、自然災害科学に関する世界最先端の研究を推進するために、特定プロジェクト研究【所内/拠点研究】の募集を行った。

ここでは、平成25年度特定研究プロジェクト【所内/拠点研究】として採択された研究課題を掲載する。

【所内/拠点研究】


http://irides.tohoku.ac.jp/topics_project/projects2013.html

A-11 歯を用いたヒト内部被曝歴の解析-福島・宮城県在住幼小児の脱落乳歯を用いた線量評価-(継続)

研究代表者
鈴木敏彦(災害医学研究部門・災害口腔科学分野)

所内共同研究者
小坂健
所外共同研究者
相田潤(東北大学大学院歯学研究科),千葉美麗(東北大学大学院歯学研究科),清水良央(東北大学大学院歯学研究科),高橋温(東北大学附属病院),篠田壽(東北大学名誉教授),福本学(東北大学加齢医学研究所)

研究の概要
福島県および宮城県に在住するか、発災直後に居住していた幼小児を対象とし、永久歯列への交換過程で脱落する乳歯を十分な説明と同意のもとで収集する。それらの乳歯に蓄積した放射性物質を物理化学的・生物学的に評価することで内部被曝歴を個体ごとに明らかにし、将来発症が危惧される疾患と福島第一原子力発電所災害による放射線の影響との因果関係を評価するための基礎資料を提供する

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