標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

日本一のラベンダー園を目指している嵐山町の「千年の苑(その)」を下見

2018-06-15 20:54:05 | 日記
妻が梅干も作くろうと言うので、先日行った越生に梅を求めに行くことにした。
思いついたのが朝食が終わってからしばらくしてからだった。朝5時ごろにはすでにシトシト雨が降っていた。いつもなら、6時ごろ妻がタロ(犬)の散歩に行く。しかし、今日は雨だったので、ゆっくり行こうということにしたようで、妻と私はゆっくりと朝食を取った。

タロにも朝食をあげたが、食べない。いつもは散歩後に朝食を食べるからか?
タロは、我々のところに寄ってこず、和室で寝そべっている。


タロは駄々をこねて、ふて寝をしているの?

この後妻がタロと散歩。帰宅後、私がタロの足回りのシャンプー。そして、タロは朝食を食べた。
越生に出発の直前、LINEに入ってきた埼玉新聞ニュースのトップは、次のような内容であった。

「ラベンダー4万本が見頃、日本一のラベンダー園へ嵐山町が整備 「千年の苑」、16日からプレオープン」

以前からラベンダーを見たいと思っていたので、嵐山町は越生から近い。ついでに嵐山町まで足を延ばすことになった。

越生に向かう途中、もしかしたらあじさい街道の紫陽花も咲いているかもしれないと。梅購入の前に、あじさい街道まで足を延ばした。予想通り、前回から1週間たったので、各株とも開花していた。満開は来週あたりかなと思いつつ、道端に車を止め、小雨の中しばらく観賞した。















あじさい街道から大通りに出て100mほどでの「梅の駅」だ。


今日は、思いっ切って4kg入りの箱で買った。ちなみに1200円だった。さすが産地。リーズナブルな値段だった。私は、段ボールに詰まった梅を見ただけで唾液が分泌してきた。

さて、今日のもう一つの目的地である嵐山町のラベンダー園に行った。行く途中よくよく記事を見たら、園の解放は「16日から」と書かれていた。妻も私もラベンダーという単語を見ただけで、「行きたい」と即決してしまった。まあ、今日のところは「下見」ということにしようと、自身に言い聞かせた。


まだ、5分咲きだが、確かにラベンダーであった。休耕地を利用して整備しているようで、広大だった。奥に見えるのは、旗印。


旗には「千年の苑 ラベンダーまつり」と書かれていて、23、24日(小雨決行)にラベンダーまつりが行われるとのこと。


大きな看板。


今日は園には、進入禁止のロープが張られていたので、畑には近づけなかった。看板に嵐山町のユルキャラとともに、園のイラストが描かれていた。


係り員が明日からの駐車場の整備をしていた。イベント用のテントと思われるものが並んでいた。また、駐車場は、もしかしたら刈り取った後の麦畑かと思わせるような赤茶色だった。

7月1日までは無料で入園できるとのこと。チャンスがあったら満開のラベンダーを見てみたいと思った。


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一夜にして害虫に折られてしまった紫陽花の悲劇

2018-06-14 21:56:23 | 日記
夕方4時過ぎに、会議から帰ったところ、昨日紹介した紫陽花が茎の途中からポッキリと折れていた。どうも害虫にやられたらしい。妻によると、コガネムシの幼虫にやられたらしいとのこと。青い紫陽花だけでなく、ピンクの紫陽花も被害を受けていた。

あまり嘆く暇もなく早めの夕食を済まして、別用で外出した。帰宅して本文を書いている。あらためて悔しさが募る。実は紫陽花だけでなく他の草木も被害を受けている。今までは、消毒薬はなるべく使いたくないので、あまり使っていない。このままでは庭が荒らされてしまいそう。人畜に無害な消毒薬を探して対応しようと思った。

調べてみると、コガネムシにやられる人は多い。対策をするしかなさそう。


昨日写した、半分青い紫陽花とピンクの紫陽花。


画像の上に咲いていたはずだったのに、花が下を向き、葉の裏が見えている。画像の上部の茶色っぽいところが折れたところ。


妻が、切り花にしようと家に持ってきた。
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雨あがりの晴天。庭の花々が一層綺麗に見えた。

2018-06-13 20:18:25 | 日記
昨日は、朝米(または米朝)の首脳会談で明け暮れた。日中は曇っていたのに、午後は土砂降りのにわか雨、夕方は晴れ間も見えたり、天気も忙しかった。今日は朝から晴れて湿度も低いのか涼しい。午前中は草刈りと、昨日の土砂降りの雨で側溝に溜まった、土砂や落ち葉の清掃をした。その合間に、雨上がりの庭の花を観賞した。今年は、何か所かばら園、菖蒲園などを鑑賞のために出かけたが、花の開花のよいタイミングには出会わなかった。いつも後になって思うのだが、わが家の庭をじっくり観察すると、結局は、見ごろの花に出会うことが多い。

何処かの花園に出かけたくなるのは、花を観賞するという目的だけでなく、外出そのものを味合うためかもしれない。妻も私もいわゆる「ドライブ」を楽しんできた世代なので、その思いが体のどこかにしみついているのだろう。


NHKの朝ドラ「半分、青い。}を見た後、良い天気だったので外に出た。思わず雲の写真を撮ったもの。


薄いピンクだが遠くから見ると白バラに見える。わが家での今シーズン、最後のバラかな。


紫陽花が咲きだした。3日前はこれほど咲いていなかった。昨日までの雨で、開花が進んだようだ。


白い紫陽花だが、しだいに色が変化しそう。楽しみだ。


真ん中が白く、周囲が青い。これも「半分、青い。」というのかな?


これは、周囲がピンクだ。この紫陽花は、玄関先のユキヤナギの後ろに隠れるように咲いている一輪咲きなので、一層かわいくみえる。


まだ、咲きはじめで、淡い感じ。


夏ツバキが、咲いては散っている。花びらに昨夜の雨しずくが残っている。


園芸店で数種類の球根を買ってきたのだが、名前が分からない。けれどピンクで2cmに満たない小さな花びらだ。


そのピンクの花を咲かせている葉っぱ。葉の模様がおもしろい。


和室の掃き出し窓を背に咲くチドリ草。


ブルーベリーの実もなりだした。まだ、熟している実が少ない。鳥に食べられないうちに、青紫色に色付いたものから早めに収穫することにした。
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金正恩氏の「誤った偏見と慣行がわれわれの目と耳をふさいでいた」との発言に感動

2018-06-12 20:42:58 | 日記
昨日は雨の一日だったが、今朝は曇り空だった。テレビ各局は朝から、シンガポールで行われた朝米首脳会談関連の内容を扱っていた。天気は晴れるのかと思っていたが、一向に晴れない。気温も思ったほど上がらず、肌寒い日中であった。活動性が劣ってしまったためか、妻と私も要所要所の場面をテレビを見入ってしまった。

会談の前に、会場のカペラホテルのテラスであろうか、記者団の前で、両首脳が左右の袖から登場し、握手した。会談の内容はともあれ、歴史的な瞬間であった。
昨年の秋は、双方が相手を非難し合っていた。「ロケットマン」や「老いぼれ」などと、とても一国の代表者とは思えないほど、罵りあっていたのに。しかし、今となっては過去は過去でよいので、今日の握手の関係を続けて欲しいと願うのみである。

その後、両首脳が連れ立って、会談をする部屋に進む。言葉を交わし、笑顔も見られた。会談場で、冒頭双方の発言のなかで、金委員長が「私たちは足かせとなる過去があり、誤った偏見と慣行がわれわれの目と耳をふさいでいたが、全てを克服してここまで来た」という発言があった。同時通訳だったが、この内容を聞き驚いた。北朝鮮が自らの行為を反省する発言は、かつては聞いたことはなかった。鳥肌が立つほど感動したのは私だけだろうか?

会談の前、メディアは、内容について非核化など概略だけで、具体的な内容までは触れないだろうという見方だった。そして、サプライズだったというが、共同声明文書に両氏はサインした。この後、トランプ大統領の会談後の記者会見が行われ、合意文書の内容が紹介された。メディアは包括的な内容どまりだという見解が多い。
しかし、一回だけの会談ですべてが解決するとは思えないので、私は今回は首脳が会談できたということだけでも、大きな意義はあったと思う。

思えばわが国は、昨年の衆議院解散と総選挙では、与党は、北朝鮮の脅威を煽り立ているような内容があった。首相はじめ政権は、その後も常に「最大限の圧力」一辺倒であった。トランプ大統領でさえ「最大の圧力」という言葉は使わないと軟化しているに。日本は蚊帳の外に置かれているのではないかと、国内外から言われているところもある。

わが国にはアメリカや韓国とは異なる拉致問題がある。単にアメリカに追従する態度を取るのではなく、日本として毅然とした態度を持ち、北朝鮮と対話をしなければならない。
また、戦前までは、朝鮮半島は日本が統治下していたということも忘れてはならない。反省し、謙虚にそして真摯に北朝鮮と話し合わなければならないと思う。

しかし、今の政権は、国政でも丁寧で謙虚という言葉は連発するけれども、行動が伴っていない。国内でこのような状況では、諸外国から信用されないのではないか? 国政、外交を問わず、まず、足元をしっかりとしなければならないと思うのだが?
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今日は暦の上での「入梅」。田植えの時期だ。

2018-06-11 20:24:05 | 日記
天気予報では、よく春分(「二十四節気」暦のひとつ)や節分(「雑節」暦のひとつ)という用語を使う。今日の天気予報でも6月11日は暦の上で、「入梅」と言っていた。前後の話をしっかり聞いていたわけではないが、田植えを行う頃との言葉が耳に入った。

「入梅」は季節の移り変わりの目安を表す暦の一種である「雑節」のひとつだ。もともと二十四節気は、中国から伝わった暦だが、雑節とは日本独自の暦。貴族や武家の儀式ではなく、主に農作業と照らし合わせた季節の目安となっていて、日本の気候風土に合わせてあるため、長い間に培われてきた知恵と経験の集約といえるとのこと。

二十四節気は、太陽の運行を基準にした季節の区分法だ。天空上の太陽の動く道黄道というが、二十四節気は黄道上の運行を基準とした1年を24等分したもので、年によっての日付のずれは約1日前後だ。そして、地球の赤道を天空に映したものを天の赤道という。黄道が南から北へ天の赤道と交わるところを春分点(しゅんぶんてん)といい、春分点を起点(0度)として黄道を360度に分けたものが黄経(こうけい)だ。これを24等分したものを二十四節気というとのこと。


最近田植えを終えた棚田。

二十四節気のひとつに「芒種(ぼうしゅ)」というのがあり、今年は6月6日だった。本来は、夏至 の前日までの約15日間を表していたが、現行暦ではその期間の第1日目をさす。その頃は麦の刈入れや稲の植付けに適した時期という意味が込められている。「芒」というのは、イネ科植物の花の外殻にある針のような突起を意味するとのこと。

ニュースでいった意味が分かった。「芒種」の初日から5日経った「入梅」は、芒種期間の初期に入り、田植えに丁度良い時期だという意味で話していたのだろうと。

「芒種」も「入梅」も誠に季節に合った言葉だ。古人は、自然を相手にしながら、長年の体験により、生活の知恵を蓄積してきたのだと思う。私は二十四節気や雑節などをあまり理解してこなかったが、先人が編み出したこれらの暦に込められた、意味を味合うことにしようと思う。次は、6月21日の夏至だ。
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