しあわせピアノ

日本の音楽史

所属しているカワイ音楽教育研究会の会報誌で面白い生地を見つけました。
東大教授のヘルマン?ゴチェフスキ氏へのインタビュー。
日本における西洋音楽の受容史を中心に幅広く研究を進めていらっしゃる方だそうです。


君が代の研究もなさっているそうで、この旋律が雅楽の音階を使って西洋の国歌の様式で書かれている、との文章をなるほどと思いました。
イギリス人のジョン?ウィリアム?フェントンが作った同曲の旋律の一部を残して、雅楽の伶人が新たに旋律を作り、今でも使われている和声で吹奏楽のために作られものを編曲したのは、ドイツ人のフランツ?エッケルト、という歴史の流れがあったそうです。


エッケルトはプロイセンの田舎町出身の音楽家で、当時は軍楽隊を中心に様々なジャンルの音楽が、あらゆる楽器を演奏する音楽家たちによって提供されていたそうで、西洋音楽を何も知らない日本人を教えるには最適の人材ではなかったかとも、ゴチェフスキ氏は書いています。


西洋音楽史は学ぶ機会が多かったけれど、君が代を含めた日本の音楽史は知らないことが多いことに気付きました。
興味の幅が広がりそうです。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ピアニストの部屋」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事