しあわせピアノ

譜めくり

ブログをご訪問下さり、ありがとうございます。


昨年、学校行事の伴奏をしている生徒さんの譜めくりを違う学年の先生がしたら、間違ってめくってしまってピアノが失敗してしまった話しを聞くことがありました。


生徒さんも一生懸命練習していたのでしょうに、先生もお忙しい中お時間を割いて下さったのでしょうに、関わった皆さんにとって残念な出来事だったろうと、当時は思いました。


私が譜めくりをお願いされる際は、楽譜に譜めくり用に「ここを飛ばして次でめくる」とか「この音の後すぐ戻る」などコメントを書いて下さるピアニストさんが多いです。
もちろん、演奏中にはハッキリと首を振って合図して下さいます。


前述の経験を踏まえて、今春は伴奏をお願いされた生徒さんには譜めくりをお願いする際へのアドバイスもしています。


まずは、伴奏をお引き受けして練習開始したら、自分でめくるか譜めくりをお願いするかを決めて、見やすくめくりやすい楽譜作りをする。
その後は、めくりをお願いする場所にわかりやすく印を書き、リピート有無も含めて、譜めくりの方に説明する。


そして、弾く自分のためにお時間とエネルギーを割いて下さる譜めくりの方に、始まる前の「よろしくお願いします」終わった後の「ありがとうございます」の感謝をお伝えする。






レッスン中、実際に私がめくって、わからない所は大急ぎの平仮名メモを書いたので、字の上手な生徒さんの名誉のため「これはピアノの先生が書きました」と伝えるようにもお話しして(笑)








何かの冊子で、義務教育の学校行事に、義務教育でないピアノを習う子が伴奏する特異性を書いた物を最近、読んで共感したことがありました。
レッスンで曲を仕上げていくスタンスと、学校行事の伴奏は異なることが多いものの、ピアノを習って下さることで生徒さんの社会貢献をお手伝いできるのは幸せなことと思っています。


譜めくりをお願いする経験も、生徒さんの豊かな人生作りの一助になりますように!
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