しあわせピアノ

ステージ衣装

先日、主人のステージ衣装を探しに出かけました。
本人は衣装を全く考えていなかったそうで、彼是試着したものの、その日は決まりませんでした。

異なるジャンルだった分、クラシックのピアノのステージ衣装について改めて考える良い機会となりました。

ピアノ演奏、と言っても、ジャンルはクラシックなのか、会場はホールなのかサロンなのか・・などなど一言でのお話しは難しいです。

クラシックの演奏で、小規模のホールであれば、入学式などのフォーマルなスタイルも良いと思います。
ジャケットが弾きにくさを感じないかのチェックは必要ですね。

同じく、クラシックと演奏で数百人収容のホールであれば、ドレスが映えます。
お子さんの場合は丈が長いと裾を踏んで転ばないよう、くるぶし丈が無難ですね。
ドレスは百貨店のバーゲンやインターネットで安価で購入できる機会も増えました。
大人の方は胸元とスリットの位置・深さにも気をつけて選ばれると安心です。

男性の場合は女性ほどバリエーションがありませんが、スーツの中のネクタイを華やかな色にしたり、シャツ&パンツのスタイルであればシャツの色や素材でおしゃれに着こなしている男性ピアニストさんが増えているように思います。

靴は、季節を問わず、上靴としてステージ靴を持参する方がホールとピアノを大切に使えます。
女性の場合はお子さんでしたらエナメルなど光沢素材、大人でしたらパンプスが足元を美しく見せてくれます。
サンダルなどバックル付きのものはステージを歩く際に音がしたり、ペダルを踏むとずれてしまうことがあるので避けると無難です。

男性の方は革靴ですね。

スニーカーなどの運動靴やブーツは作られた要素がピアノとは関係ないため御法度です。
また、同じ理由でデニムや革素材、腕時計、帽子もクラシックの場合は避けると無難です。

通常のおしゃれとクラシックの演奏ステージでは全く価値観が異なる場合もあるので、ステージ衣装を選ぶ際は、ステージ用のみか、日常のおしゃれと融合するかを考えて選ぶと楽しみが増えるかもしれません。

学生時代、あまりの難曲に練習に向う気力がなくて、先に衣装を購入したことがありました。
ピアノの横に吊るして「大好きなこの服で弾くのなら」と少しずつ練習をし、何とか本番に間に合いました(笑)

衣装も演奏も両方を楽しめるとよいですね。
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