Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

息子の進学問題

2012-08-24 20:46:54 | 学校関係
今日はDET(教育省)の人と一緒に、サポートクラスの見学へ。
先週のDETとのミーティングでは、行きたい学校をピックアップして見に行くべき、と言われたものの、現場の担当者の反応はやや異なり、「基本的には一番近くのサポートクラスがある学校になるので、そこを見てどうしても嫌だった場合、次に近い学校を見に行くアポを取る」と言われたので、まずは我が家から5.8kmの小学校へ。

ここは中国人の間では、無理してでも入れたい学校ナンバー1のOC(特進)クラスがある進学校。それもそのはず、1000以上あるNSW州の小学校の中で、うちの近所は400番台位なのだけど、この学校はランキング二桁!サウスではぶっちぎりのトップ。そのせいで、年々校区内に引っ越して何とか学校に入れようとする親が多いのか、今では1200人のマンモス校になってしまった。うちの娘の小学校が580人位なので、約2倍。校舎だけでも各Stage毎に分かれていて、大人の私でも迷子になってしまいそうな大きな学校。それなのに、緑の芝生エリアが全く無く、全てコンクリートで覆われた校庭。サポートクラスが使うプレイグランドは、木に覆われて全く日も当たらず、紫外線を気にするオーストラリアでは良い事なのだけど、冬の早朝に30分もそこで待たなきゃいけない息子を想像したら、不覚にも涙があふれてきた。

IOクラス自体はものすごく良いシステムで、先生も素晴らしかった。ただ、どうしても私が引っかかったのは、Mainstreamとの交流がKindyでは殆どない、というところ。大きな学校なので、Stageを越えた交流も少なそうだし、アットホームにStage関係なく交流する地元校を見ているだけに、そういうコミュニティで育って欲しいと願っているのだけど、、、ここではその願いはあまり叶いそうになく。

万が一、今日決断を下さなければいけなかったら、間違いなく、この学校には行きたくないので、地元校を選ぶだろう。確かに親にとって、サポートクラスに送った方が楽だと思える事はたくさんあった。だけど、本当に子どものためだけを考えた時、果たしてこのサポートクラスで学べる事がベストなのだろうか、と。個人のレベルに応じて、カリキュラムを組んでくれたとしても、Mainstreamの子ども達と一切交流しない中では、学べない事もたくさんあると思う。どちらを取っても取捨選択なのはわかっているけれど、それだったらMainstreamに行って苦労してみたい。そして、どうしてもダメだったら、その時はサポートクラスに行けば良いかと思う。

幸い、今日見たところで決断を下せ、と言われるのではなく、次は6.8kmのところにある別の小学校見に行くことになった。最初に第一候補にあげていたところはそこより更に2km程遠いので、まずオファーされる可能性は低い。でも、ここなら、1kmの違いだし、納得いく理由があれば、オファーされるかもしれない。日々、変わっていく状況。私たち家族に残された最終決断までの時間は残りわずか。後悔しないように、可能性を一生懸命考えなければ。


今日はBook WeekのDress Upでした♪


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