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大善人へ身魂磨き

田無神社

早くも梅雨入りですね。今日は、東京の田無神社のお話をします。


白龍の夢を見たあと、夢だというのにリアルだったし、可愛かった(←失礼!)から、龍神様が気になり東京では龍神様に縁深いとある田無神社に行きました。


龍はいるのか、いないのか、実際には見たことないからわかりませんが、いるとしたらエネルギーなんだと思います。


田無神社ですが、前の神主さんがお亡くなりになり、息子さんになったようです。昔を知りませんが、若い神主さんがとても神社を盛り立てようとされている気がしました。


ご利益グッズ販売も、龍神様の色に合わせて色々。私はグッズはあまり興味がないので買わなかったですが。

また、絶滅危惧種のメダカを神社の池で守ろうとしたり、開かれた神社という幟が沢山ありました。


今の神主さんの妹さんは、サッカー選手の原口元気さんの奥様だったり、大鵬さんが寄付した土俵があったり、青春の門の作者、五木寛之さんが九州から上京して早稲田の学生時代によく参拝してたとか、色々おもしろい話しがありました。




田無神社検索画像より


私は、そういうトリビアも楽しいなと思うのですが、神社は純粋にその場所に漂う氣を味わいに行きます。そして参拝させていただけた感謝のみを奉納します。


混んで無い方がやはり嬉しいです。観光地化された神社も活気があり良いですが、有名ではない神社のひっそりとした感じも惹かれます。あと、神話が好きなので御祭神の繋がりを見て空想するのが好きですね。


本殿には、金龍神。また、恵比寿、大黒社。塩竈社。少彦名社。弁天社。そして、四方を守る黒白赤青龍などいらっしゃいました。




ところで、田無の名前の由来は、田んぼもないほど水に恵まれないという意味だといわれています。


徳川家康は青梅街道を開くにあたり、水が豊かで肥沃な幕府直轄領に住んでいた谷戸の人々を水に恵まれていない青梅街道沿い田無に移住させました。


田んぼ、米には水は欠かせません。梅雨は鬱陶しいですが、農家の方には有難い雨です。田んぼが無いほど水が無い、そこに、江戸城や江戸の町作りのための、宿場町田無を造営したわけです。


神社の創建は鎌倉時代のようです。龍神様をお祀りして雨を乞い願う人々。田無の地に、五大龍神様を祀るのは、水という人間が生きていくには欠かせないものを願う気持ちからだとも思いました。


今では、口ひねるといつでも水が出ます。手水舎は、龍や蛇を象っているものが多いです。




蛇口をひねると水が出るなんて、昔の人がタイムスリップして今を見ると、ひっくり返るくらい信じられないことだと思います。井戸水が枯れたら、龍神様に雨を乞い願うしかなかった時代からいったら今はパラダイスです。感謝です。


龍つかいになる本とかあるようですね。なんとも、人間を上にしたネーミングで、驚きです。龍神様がいるとして、龍を使おうとする時点で、ん?と思ってしまいます。


水や雨を乞い願うような純粋な気持ちでなく、あれやって、これやって、とオネダリするイメージが「龍つかい」という響きに入っている気が何となくします。


空海さんは、旱魃で苦しむ生まれ故郷、讃岐に溜池を作り龍神様に祈り雨を降らせました。これは、大欲で、自分の願いは多くの民が生きるためです。

龍神様に思いが通じたのか、満濃池に水が凄く溜まる程雨が降ったそうです。そして、民の感謝は龍神様にも届いたと思います。


自分だけの欲心を願うのは小さな欲心、小欲だから、もし努力なく叶ったとしても、見返りが要求されそうです。感謝を忘れたりしたら、もっと大変。


とにかく、謙虚に自然に感謝して生きたいです。龍神様がいるとしたら、目に見えないけれど、水を循環させてくださっていると思うので、その自然のエネルギーに感謝したいです。

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