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大善人へ身魂磨き

北斗七星と合鴨農法

前回の続きです。


宇佐神宮は、神武天皇がきたさい、ウサツヒコとウサツヒメが宮をたててもてなしたことが始まりで、その宮を足一騰の宮といいます。足一騰は、カジ職人があしを片方曲げて座る形が、北斗七星の形に似ていることもそう呼ぶようで、製鉄の神、八幡神とも繋がります。


また、カジ星(舵星)北斗七星は和の名前であり、和船の舵の形に見立てて呼ぶようです。


カジ職人は、製鉄、たたら、と切ってもきれず、日本語は、本当に宇宙語なのではと感じるほど、言霊に奧を感じます。


ところで、製鉄を大陸から太古の昔、日本にもたらしたのは加茂族といわれます。

たたらは製鉄と密接に繋がり、山を切り崩したりしてしまうため、物凄い環境破壊も伴いました。

昔のタタラの場所は、今は棚田に変わっている所も多く、牧歌的な雰囲気を醸します。






そもそも、カモ氏が製鉄の技術を持ち込んだ際、カモ氏は環境破壊などとは真逆の思いがあったと思います。


鉄が出来ることにより、農具を作り人々を豊かにしたい、、また、開拓により、山深い地の多い地を人々がすめる土地にしたい、そういう気持ちです。


しかし、鉄の作り方を覚えた人は、剣や武器に変えたり、もっともっとの欲心から環境を破壊してまで山を切り崩し鉄を作ります。


火で燃え盛る製鉄には冷やすために大量の水も必要です。


もっともっとという欲心は、水のエネルギーでは追いつかないまでになってしまったのか、実はそういう人心が鉄で武器を作り支配をし、戦いをうみ、そして、自らの命まで結局は危険に晒します。


カモ族は、製鉄の技法を伝えるも、決して武器を作ることはなかった、と聞いたことかあります。


もともと、農業を広め民を飢えから救いたい気持ち、善意でもたらした技法だったのかなと推測します。


アイガモ農法など、自然で無農薬の米の栽培方法がありますが、カモ族は、おそらく、低い位置で水を引き、田んぼにお米をつくる、そうして、人々が自然由来の食を自ら作りいただく、循環社会を日本に期待したのではないかなと。


柄杓の形の北斗七星は北極星を中心に周ります。柄杓は水をくむもの。

たたら製鉄には大量の水が必要とされます。そして、米を作る田んぼにも大量の雨がいります。


農産物をつくる農家の人にとっては、今の梅雨は欠かせない恵みです。


私は、日本が大好きで日本の食事、米が大好きです。カモ族が持ち込んだ製鉄技法を、武器にするか、自然破壊に繋げるか、もしくは、米作りなど、原点回帰なのか、そんな事を思いながら、梅雨のこの時期にお米をいただきたいなと思いました。




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