先日私用で行った街を1人で歩いていますと、神社があり立ち寄りました。都会の中の神社です。ただブラブラ散歩。八幡神社。
八幡さまは古くより多くの人々に親しまれ、お祀りされてきました。全国約11万の神社のうち、八幡さまが最も多く、4万600社あまりのお社があるようですね。
渡来人秦氏との関係があるとか言われており、真偽はわかりませんけれど、古来から神社の御祭神には変遷がありそうです。
吉祥寺の八幡宮は789年に坂上田村麿が宇左八幡大社の御分霊を祀ったと伝えられているそうです。八幡様以外に拝殿右手前の境内社に三島・出雲・大鳥・厳島・稲荷・須賀・疱瘡の七社が祭られていました。
宇佐神宮は4万社あまりある八幡さまの総本宮です。この夏は宇佐神宮をはじめ、九州の神社巡りを夫と計画していましたが、親戚の所に立ち寄るのもコロナでは迷惑だし行けませんでした。来年は行きたいです。
八幡神社の御祭神である八幡大神さまは弓矢の神様といわれる応神天皇のご神霊のようですね。571年に初めて宇佐の地にご示顕になったといわれます。応神天皇は大陸の文化と産業を輸入し、新しい国づくりをされた方のようです。
奈良時代が八幡神をお祀りした宇佐神宮の創建だとされています。しかし、宇佐の地は出雲と同様に早くから開けたところで、神代に比売大神が宇佐嶋にご降臨されたと『日本書紀』に記されているようですね。
色々調べて行くのもよいですが、何も知らないで見つけた神社に立ち寄って無心でその場で手を合わせるのもよいですね。