幸せについて夫と話した事があります。自分が満たされて幸せだと思う時にさえ、片隅でこの状態も続くものではないのが人生だと思っているらしいです。
へー、そんな風に考えていたんだ、と驚きました。私は幸せで満たされている時はずっと続け!とだけ思うタイプでしたので。
しかし、夫がいうには不幸だと仮に思う事が起こっても、あー、これくらいで済んだ、これも続かないと思うみたいです。命がある限り変わるから大丈夫みたいです。
なるほど。
そういう考えは、一寸先は闇の人生をブレブレに生きない処世術なのかもです。私のような考えだと、想定外の事が起こると幸せ天国から地獄に落ちる気分になるのでアタフタします。
夫の泰然自若はどこから来るの?と笑って聞いたりします。
命がある限り色んなことが起こるもので同じ状態は確かに続きません。
ただ、幸せそのものが、はたして周りの現象によってぐらぐらするものなのか?と最近は思えてきました。
人生ゲームみたいに何かおきたら淡々と心を守りながらクリアしようと努力していけば良いだけで、変わりゆく現象に心の感じる幸不幸が左右されなくなったら、実は凄いかもとさえ思うのです。
私はまだまだブレブレですけれど、神様をつねに心に感じ、そういう境地に至ればよいのになぁとも感じています。
夫婦共々白髪になってシワが増えても、「シワ合わせ」ながら、色んな話をして大切に人生を生き抜いていきたいなあと思います。