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大善人へ身魂磨き

カモ氏② 出雲王国の話から

昨日の続きです。

古代出雲では、 神をカモと発音したとありました。


8代目オオナムチ(大国主命)は、神門臣家からでています。海童(徐福が海から渡ってきた連れてきた渡来人の子供たち)により幽閉された古代出雲王を、富家のスクナヒコナ(🟰富家王子🟰コトシロヌシ)が助けに行き、さらには幽閉されるという悲劇の一大事件を浦島太郎の序盤に描いている気がします。


スクナヒコナ(🟰コトシロヌシ、富家王子)も幽閉されて枯渇した姿で猪目(イノメ)洞窟から後に発見されます。


イノメとよばれるものは、神社にあります。



神社にあるハートマークが猪目🐗です。


神社の守護として見張る意味があると宇佐神宮のガイドさんに教えて貰いましたが、

🐗猪が、ずっと見張るというのは、王を助けに行って幽閉された王子(コトシロヌシ)の無念と、騙された怒り(イカリ🟰猪狩?)があったりするのかもです。

日本語は奥深いです。宮崎駿監督が乙言主として怒った猪🐗を描く背景は、もしや猪と古代出雲の関係を気づいているのかもしれないです。

乙言主はもののけ姫でタタリ神として描かれるのです。


また、最初に参拝した葛城一言主神社には、雄略天皇の銅像があり、雄略天皇と一言主神のやりとりには時代ごとに変遷がありました。

一言主神の地位がどんどん下がり土佐に流されてしまうのですが、雄略天皇の武勇伝を示す絵がこちら☟。


なんと、一言主神を🐗で現しているではありませんか!


浦島太郎の話は龍宮へ行って帰ってきたら時代が変わっていたという話ですが、出雲王国全盛期を作った8代目大国主命とスクナヒコナは還ってくることはありませんでした。


また、幽閉された辺りの洞窟を黄泉の坂、黄泉の穴と呼ばれていたようで、奈良時代には、出雲が黄泉の国と呼ばれるようになったとあり、イザナキ様、イザナミ様の争った黄泉国は神話では出雲にあるように書かれたようです。


スクナヒコナが大国主命を置いて常世にお渡りになる話がありますが、スクナヒコナ(事代主)は粟島で亡くなります。

粟島の隣の大きな島は「夜見の島」と呼ばれるようになり、夜見黄泉(死語の世界)を意味するとあります。

出雲が黄泉の国と呼ばれる所以は、この古代出雲を震撼させた幽閉事件にも理由があるのかもです。


出雲の著書の中からわかったことは、スクナヒコナは役職(王の補佐)であり、コトシロヌシはスクナヒコナの亡くなった後の諡でしたが、8代目コトシロヌシの個人名は八重波都身であったとあります。


その名前の一部と、鴨の字が組み合わさって「鴨都波神社」の名になったとありました。

また、カツラギに移住した登美家は、カモ家 (神家)とも呼ばれ、「神」の字はのちに 「賀茂」 「鴨」「加茂」の字で書かれるようになったようです。


古代出雲の登美家が、賀茂家と正式に呼ばれたのは、建津乃身 (建角身、 大賀茂津身、たてつのみ)からであると著書では伝えます。


高鴨神社に参拝した後、偶然に出会ったご家族から、近くに、鴨都波神社と葛城御歳神社があるから行ってみては?と教えてもらいました。


高鴨神社に参拝した後夕暮れ時でしたが、まだ日が高かったので参拝することにしました。

先ずは、葛城御歳神社からです。到着してすぐに美しい白鷺を水路で妹が見つけました。


つづく


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