赤ちゃんうさぎ人工飼育記録-始め

みなさま、こんにちは

とても長いですが、さなこ出産の詳細を書きたいと思います

２４日の朝、さなこがリビングの端っこで赤ちゃん１羽を産みました

ちょっと前から妊娠？と思われる行動はしていたのですが
あまりにも早いので（逆算すると生後2か月での妊娠）偽妊娠では？との獣医さんの話もあり
本当に妊娠してるとは夢にも思ってませんでした

本来は巣箱や柔らかい干し草などを用意して
出産準備をしなければならないのですが・・・・

この日の朝、声をかけるとエサちょ～だい！と近寄って立ち上がる食いしん坊のさなこがいません
ここ２、３日はあらゆる手段で脱走を試み、主人と知恵比べ状態でしたので
この日の朝はさなこの勝ちです

さなこが大好きな場所、リビングの干し草置き場の隙間を覗くと
案の定いました

抱っこしてサークルに戻す時
足に血が付いていたのに気付き、ビックリして主人を起こしました
主人もビックリして
「サークルの壁を高くして障害物を置いたから、無理して怪我したかもしれない」と、あちこち傷を探します
あちこち探しますが傷は見つからず、病院へ連れて行く事にしました
病院が開くまで２時間あるので
さなこを主人にお願いして私は部屋の掃除をすることにしました

先ほどさなこが居た場所の掃除になり、狭い隙間に手を入れて見ると・・・あれ？
何かが手に当たり、動いてます！！
ギリギリ覗くとそこにはどう見てもうさぎの赤ちゃんが！！！
思わず「赤ちゃん！！さなの赤ちゃんがいる！！」と叫んでました

主人が周りのダンボールをどけ
なんとか赤ちゃんをそこから直接触らずに取ろうとしますが
さなこがかじった畳バリケードの糸が赤ちゃんに絡まり無理です
人の臭いが付くと育児放棄するかもしれない・・・
でもそうは言ってられないので、主人が手で持って絡まった糸を丁寧にほぐしました
胎盤やへその緒がきれいに無くなっていたので、きちんとさなこが世話をしてたのでしょう
あまりにも小さくて、小さくて・・・
まだ目も開いてなくて、耳も閉じたままです

急いで巣箱を用意し、怪我や奇形が無いのを確認
赤ちゃんを巣箱に入れ、一か八かでさなこのサークルに置いてみます
主人と共にすぐに人工飼育できるよう揃えられるものを準備して
さなこに赤ちゃんを託してじっと見守りました



このようになって考えてみると、今までのさなこの奇行は全て子供の為だったと分かります

小春が近づくと怒ってかみついたり
手を入れただけでブーブー怒ったり
草をまき散らしたり

本来は安心して出産出来る環境を用意してやらなきゃ無かったのに・・・
出産が近くなり、安心して産める場所を探して脱走してたのでしょう
本当に可哀想な事をしてしまいました

そして、本来しっかり性成熟して体が出来上がってから出産するべきですが、不注意で妊娠させてしまいました
４～６羽がうさぎの産む平均らしいですが、さなこは２か月の未成熟で妊娠したので産んだのは１羽です
さなこも負担が大きかったと思います

梅太郎と一緒に外に出して遊ばせた事は無かったのですが・・・


ごめんね、さなこ






でも、梅太郎君、さなこちゃん、いつのまに～～！！