ミシン

昨日から急に秋になった。今日は肌寒い秋雨の１日となり、
雨の音を聴きながら、ずーーーーっと家にいた。
それこそ一歩も外に出なかった。こういう日がたまーーにある。
ろくに家事もせず（ゴハンつくるだけ）、ボンヤリと過ごしていた。

が、夕方になり突如としてミシンと裁縫箱を引っ張り出してきた。
これもたまーーにある行動の一つだ。
昨日、洋裁講座を担当していたので、ちょっと感化されたのかも


夕方５時近くになって、夕食をはさんで、没頭していた。
そう、こういう行動をどうして起こすか、と言うと
きっと、一時、何かに没頭したいのだと思う。
そして、時が経てば何らかの成果物が出来上がるから
気持ち良いのだと思う。

型紙を作ることもなく、ろくに寸法も計らず、なんとなく作っていく
かなりな自己流
今回は無地の生地に、ソレイアード柄のバイアステープがあったので
それをアクセントにした手提げ袋を作ってみた。
中々カワイイ袋が出来たと思う。←自画自賛だしぃ

ミシンはいわゆる嫁入り道具の一つ。
だから、随分前のものだし、私の実力に合わせて
カンタンな操作のみ出来るお手軽なものだ。
嫁入り道具として、ミシンとピアノを希望した私。
どちらもけして得意でもないのだが、
もしかしたら「自分の世界」が共通項なのかもしれない・・・。
そうそう、あと、嫁入りに持ってきたものとして「硯」がある。
実は、大そう立派な硯であるが、結婚してから一度しか使ったことがない。
しかも、、、使った理由が、、、依頼されて「必勝」と書いたのである。
それこそウン十年も触っていなかった硯と筆を取り出し、
１００枚も練習したっけ。これも没頭、自分の世界。
どうやら私はこういうことが好きらしい・・。

そんなことを感じさせるのも「秋」だから、のような気がする
もちろん、日常は飲み食いと仕事ばかりなんですけど、ね