小山田圭吾、もとい、ヒデです。長編失礼します。
先日、徳島のとある秘境の温泉にいきました。高速を飛ばす事3時間、
下道に下りてからは山を登っていくにつれ
「おいおい本当にあるのか」と連発するほどの山頂にその旅館は立っていました。
部屋に露天風呂があったので充分そこで満喫できたのですが、気になっていたのは
ケーブルカーで5分かけて下りていくところにある外湯。
まさに秘湯という感じの露天風呂の紹介が旅館内の各所で目に入ってくるのです。
夜は飯を食べ部屋の風呂に入って寝てしまったのでその外湯に入るタイミングを逃してしまったのですが、
翌朝の朝食後部屋に戻ると時計は9時20分。僕は考えました。
チェックアウト(10時)まで40分か。。。
ケーブルカーで往復10分、15分ほど浸かっていれば温泉だから充分体は
ぽっかぽかになってのぼせるぐらいだろう。時間はなんとかなるか。。。
「せっかくやねんから、ぱあーっと一人で行ってきたら」
Mikaの言葉に後押しされ、よっしゃ行ってくるわ!
とタオルをつかみケーブル乗り場のあるロビーへ走りました。
ロビーに到着すると、なんとケーブルカーが出た直後。
ということはここで10分待つ事になる。
一瞬諦めかけたが、不思議と意地でも待つ事にする。10分後、到着したケーブルカーに乗り込むと下りるのは自分だけ。
この日の朝、暖冬だと言われているにも関わらず気温は氷点下。
5分というのは短いようで長く、ケーブルカーに乗っている時点で体は冷えきり足が震えだす。
思えばここから悲劇は始まっていたのです。
到着するとそこには小さな小屋があり男女分かれた脱衣所になっていて、
とにかく早く入りたくてかつてないスピードで全裸になったはいいものの、
体を洗うミニタオルを忘れたことに気づく。
誰もいないし隠すこともないし、浸かるだけだしまあいいや。
勢い良くその先の扉を開けて飛び出すと、
なんとその先に更に下へと伸びる階段。しかも屋外。外は極寒。
脱衣所を振り返る。やめるか。。。!?いや、時間はまだいける。
だが考える時間はない。ミニタオルもない。ええい仕方ない。
僕は全裸で飛び出し外の階段を駆け下りました。階段はカーブしておりその全貌が見えなかったのですが、いざ曲がってみると更に30メートルほど伸びており足が冷たくて失神寸前。
滑って尻餅でもつこうものなら大惨事、と思いつつ可能な限り全速で駆け下り、ようやく到着!
なんとここにも脱衣所が。ここで脱げたのに。。!なんなんだあの上のプレ脱衣所は。
しかし目の前には、そんなことを忘れさせるほどの、渓谷に挟まれた絶景の秘湯!
うむ、考えたらこれほどの過酷な寒さで入ることこそが温泉の醍醐味ではないか。
勢いよく温泉に飛び込んだその瞬間、目の前の看板を見て目を疑いました。
「当温泉のお湯は普通の温泉に比べてぬるめです(37-8度)最低20分はつかってください」
冷えきった体でぬるま湯に入った瞬間の違和感というのを経験されたことはあるだろうか。
時間の制約で5分としないうちに出た僕の体は全身スノーマン状態、
なぜ温泉から出た直後に震えながらまた全裸で階段を駆け上がらなければならないのか。
しかしとにかく時間がない。我慢するしかない。
設計者を恨みながら再び全裸で階段を駆け上がっているとき、カーブの先から複数の声が。
やばい。別の観光客である。全員リピーターであろう、
脱衣所が下にあることを彼等は知っているのでしょう、浴衣姿です。
横を駆け抜ける全裸の僕を見る彼等の目は、まさに好奇の目そのものでした。
今回学んだこと。ミニタオルって大事だ。
ケーブル乗り場への到着と同時に、後続の彼等が乗ってきたケーブルカーが僕をあざ笑うかのように浮上していったのは言うまでもありません。
先日、徳島のとある秘境の温泉にいきました。高速を飛ばす事3時間、
下道に下りてからは山を登っていくにつれ
「おいおい本当にあるのか」と連発するほどの山頂にその旅館は立っていました。
部屋に露天風呂があったので充分そこで満喫できたのですが、気になっていたのは
ケーブルカーで5分かけて下りていくところにある外湯。
まさに秘湯という感じの露天風呂の紹介が旅館内の各所で目に入ってくるのです。
夜は飯を食べ部屋の風呂に入って寝てしまったのでその外湯に入るタイミングを逃してしまったのですが、
翌朝の朝食後部屋に戻ると時計は9時20分。僕は考えました。
チェックアウト(10時)まで40分か。。。
ケーブルカーで往復10分、15分ほど浸かっていれば温泉だから充分体は
ぽっかぽかになってのぼせるぐらいだろう。時間はなんとかなるか。。。
「せっかくやねんから、ぱあーっと一人で行ってきたら」
Mikaの言葉に後押しされ、よっしゃ行ってくるわ!
とタオルをつかみケーブル乗り場のあるロビーへ走りました。
ロビーに到着すると、なんとケーブルカーが出た直後。
ということはここで10分待つ事になる。
一瞬諦めかけたが、不思議と意地でも待つ事にする。10分後、到着したケーブルカーに乗り込むと下りるのは自分だけ。
この日の朝、暖冬だと言われているにも関わらず気温は氷点下。
5分というのは短いようで長く、ケーブルカーに乗っている時点で体は冷えきり足が震えだす。
思えばここから悲劇は始まっていたのです。
到着するとそこには小さな小屋があり男女分かれた脱衣所になっていて、
とにかく早く入りたくてかつてないスピードで全裸になったはいいものの、
体を洗うミニタオルを忘れたことに気づく。
誰もいないし隠すこともないし、浸かるだけだしまあいいや。
勢い良くその先の扉を開けて飛び出すと、
なんとその先に更に下へと伸びる階段。しかも屋外。外は極寒。
脱衣所を振り返る。やめるか。。。!?いや、時間はまだいける。
だが考える時間はない。ミニタオルもない。ええい仕方ない。
僕は全裸で飛び出し外の階段を駆け下りました。階段はカーブしておりその全貌が見えなかったのですが、いざ曲がってみると更に30メートルほど伸びており足が冷たくて失神寸前。
滑って尻餅でもつこうものなら大惨事、と思いつつ可能な限り全速で駆け下り、ようやく到着!
なんとここにも脱衣所が。ここで脱げたのに。。!なんなんだあの上のプレ脱衣所は。
しかし目の前には、そんなことを忘れさせるほどの、渓谷に挟まれた絶景の秘湯!
うむ、考えたらこれほどの過酷な寒さで入ることこそが温泉の醍醐味ではないか。
勢いよく温泉に飛び込んだその瞬間、目の前の看板を見て目を疑いました。
「当温泉のお湯は普通の温泉に比べてぬるめです(37-8度)最低20分はつかってください」
冷えきった体でぬるま湯に入った瞬間の違和感というのを経験されたことはあるだろうか。
時間の制約で5分としないうちに出た僕の体は全身スノーマン状態、
なぜ温泉から出た直後に震えながらまた全裸で階段を駆け上がらなければならないのか。
しかしとにかく時間がない。我慢するしかない。
設計者を恨みながら再び全裸で階段を駆け上がっているとき、カーブの先から複数の声が。
やばい。別の観光客である。全員リピーターであろう、
脱衣所が下にあることを彼等は知っているのでしょう、浴衣姿です。
横を駆け抜ける全裸の僕を見る彼等の目は、まさに好奇の目そのものでした。
今回学んだこと。ミニタオルって大事だ。
ケーブル乗り場への到着と同時に、後続の彼等が乗ってきたケーブルカーが僕をあざ笑うかのように浮上していったのは言うまでもありません。
コメントありがとうございます!
スノーマンのPVはこれの再現VTRで決まりですね!
やっとこさ遊びに来ましたよ。
そんなプロモで「スノーマン」を流して下さい。バカ売れです!
夢じゃなく本気で体験した自分は相当恥ずかしいですが。
しぇりいさんのも怖いですが、ヴィトンさんのは靴下を履いているかどうかで怖さが随分と変わってきます。
自分ももしぇりいさんのような夢を見ますが、
違うのはいつもトイレから出たとき、
パンツとズボンをはいてないという夢です。
上は着ています。
こんな夢を見るのはなんかの因果関係が
あるのでしょうか。
徳島のゴンドラの温泉は一度行ってみたい
温泉です。
今度行く時、
「ヒデ氏はここを突っ走ったんだ~」って
記念撮影しときます。必ず。
先日森三中の三人が入った温泉と似たような情景かと思うと、さらに笑えてなりませんでした。
ちなみに私は気が付いたら真っ裸で外を歩いていて
隠すものも何もなく、どうしたらいいのかわからない夢をたまに見ます・・・。