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パーカッション奏者(打楽器)大久保宙BLOG
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音楽はジャンルによって優劣をつける必要はないと思う(私個人的な意見です)

2012年02月27日 | イベント報告

ここ最近いろいろなところから東京や大阪のオーケストア、吹奏楽存続のためのメールやツイートなど来る。

オーケストラや吹奏楽のクラシックだから存続させよう運動しましょう、日本の音楽が全部AKBになっていいのか?

たくさんメール来るので私個人の意見としてBLOGに書きます。この件に関して議論を交わそうと思っていないです。大久保宙の1意見として受流してください。まず私の中で

文化=クラシック音楽という考えがないです。

音楽にクラシックは文化で良いものポップスは下品みたいな考えがないです。クラシックもジャズもポップスも全部並列な考えで良いとおもっているからです。ですのでAKBでもジャニーズでもその音楽を聞いてハッピーになれる人がいるならそれは良い音楽ですし、もちろんクラシック音楽でもそれを聞いてハッピーになれる人がいれば音楽であると思っています。 お金を稼ぐし、握手会、総選挙などの商法でお金を稼ぐというのに批判する人もいますがそれを仕事の手法であり、売り上げの多くを被災地に寄付しているのはすばらしいことである。たくさん寄付しているから素晴らしいではなく、私自身ポップスもジャズもロックもクラシックも吹奏楽も民族音楽も純粋に楽しんで聞けるからです。

大阪市音楽団の存続のRTや存続の質問きますが音楽という文化を国が守れるのは理想だがクラシックだけが音楽ではないし税金を使うなら平等性が必要だと思う。平成22年度、市音に人件費と事業費約4億8千万円を市が支出しているのに対し、歳入は4800万円 文化というのは選別が難しい。

お金を稼いで寄付しているから素晴らしい、赤字を出しているから悪いではない。 ただ税金を使っている以上 国民が払っているので平等性は必要であると思う。 まずは国のお金をつかているなら情報を開示して改善できるところはすべきだし、何よりも自分たちで収益を上げる方法を考えなければいけないと思う。それが市の持ち物ならすぐにカットではなく大阪市が利益を上げる方法を考えなければいけないと思う。また音楽教育などに同楽員を派遣しているなら、その予算は吹奏楽団の予算ではなく音楽教育のほうから出すべきだと思う。(もちろん政治家のムダ使いも見直す必要はあると思います)

もちろんジャンルが違うから比べるのは難しい話です。

ただ 私のような考えの人がいるから日本のクラシック界のレベルは上がらないと言われるが国が楽団にお金を出すからレベルが上がるものではないと思うし、本当に国がお金でミュージシャンを救えるならそのお金でどんどん若いミュージシャンを育ててほしいと思います。私は音楽を仕事にしているので、音楽をやっていない一般の市民よりは理解があるとは思っている。一般の人からみたら吹奏楽団の運営のために4億円の赤字をどう思うかと言ったら、音楽なんて必要ないという人からもいれば なに無駄使いしてるんだってなるでしょう。また周りでも素晴らしいミュージシャンですが食べていけないミュージシャンはたくさんいます。可能ならみんな助けてほしいです。

震災直後はいろいろな方面からチャラチャラしているんじゃない、音楽なんてやっている場合じゃないだろーって言われました。普通の人が仕事するのは何も言われないが音楽はそう言われてしまう。ただそれが文化が低いとは思わない。そして音楽が必要と思っている人がいるというのがうれしい。

結論としては 私自身はどのジャンルの音楽が好きでどこか1つのジャンルだけを限定して応援するというのは難しい、そしてもちろん国が税金を使って守る音楽の選別も私にはもちろんできないということですね。 ただ税金を使っている以上、自分たちが選んだ政治家が決めることが良いと思う。大阪で言うと大阪市音楽団の存続の件を出してきたのは橋下徹市長である橋下さんは選挙で選ばれた人です。 ただもし4億円の赤字を出してでもこの吹奏楽団を存続するべき価値の楽団というのを思う人がたくさん居て、その署名をあつめ、これだけの大阪市民が大阪市音楽団の存続を希望しているというのを提出すれば、これだけの人が楽団の存続を希望しているというアピールにはなると思います。

ただなかなか平等とぴうのは難しい、いろいろな人の意見もある。 音楽に対する文化というものに答えはないでしょう。

大久保宙

 


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