大相撲7月場所は序盤戦の5日目まで終えました。出稽古が出来ない中、部屋に十両以上の力士が自分しか居らず、本場所に不安があった御嶽海でしたが、今日はライバル遠藤に相撲を取らせず、一直線に押し出しました。
御嶽海ほど本場所前の下馬評が当てに成らない力士はいませんね。
高安や貴景勝に大関昇進を先んじられたのは余り気にしてる風情はなかったように思いますが、同じ学生相撲出身の朝乃山に先に大関になられたので、ようやく本気になったと言うか、これではアカン!と尻に火が付いたか?
いずれにしても6日目以降が楽しみです。
ところで、御嶽海の東洋大学の後輩で、学生時代の実績は大道(御嶽海)にヒケをとらなかった城山聖羅が謎の4年生で中退してからしばらく経ちました。当ブログでもその記事が今でも読まれており、相撲ファンの大きな関心事だった事が伺えます。
白鵬・鶴竜の両横綱は30代の半ばで、もう長くは相撲は取りません。両横綱が居なくななったら、誰が今後の相撲界を引っ張って行くのか? 現三役陣には適当な人材が見渡りません。
強いて挙げれば、現在幕内下位の琴勝峰でしょうか?まだ20歳で、今日も勝って5連勝、大きな可能性を感じるのですが、城山がプロ入りしていたら、いずれ琴勝峰の良きライバルになっていた可能性はあったと思います。
相撲は心・技・体が大事ですが城山の対戦ビデオを見ると、どうも土俵態度が良いとは言えず、技と体は申し分なかったので、良い師匠に出会えていれば、ヒョッとしたらヒョッとしたと思うのであります。
退部の詳しい事情はの知りませんが、4年生で退部したと言う事は自分の不祥事である可能性が強いと思うので、(自分が悪くなければ、退部当時は前年の国体成年の部で優勝して、幕下付け出し資格を有しており、どこかの部屋で入門していたはず・・・)
済んだ事をいくら言ってもしょうが無いので、ここら辺で城山の話は止めますが、日本相撲協会はポスト白鵬を真剣に考えた方が良いと思います。
(今日の記事は御嶽海の締め込みの色に合わせて、オレンジにしてみました・・・)
おっしゃるとおり心の部分は解りませんが、技・体の部分では高校生の頃からずば抜けてましたし、それ以上にセンスを感じさせる子で、将来はどんな力士になるんだろうって本当に久しぶりに思わせてくれる子だったのですが…
犯罪を犯したならともかくそうでないならなんとか今からでもどこかの部屋が手を差し伸べてあげて欲しいなと今でも思っています。