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#221:朽ちぬ薔薇、その色は

2023-05-08 21:00:00 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』

✅期間 :2023/04/29~05/08

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✅概要

ファッションブランド『エルデ・トリッシュ』とのタイアップが決定したRoseliaは『エルデ』のポップアップストアに足を運び、世界観の理解に努める。
ショップにいたお客さんから、『エルデ』が昔から変わらない同じテイストの服を作り続けるという、ブレない芯のあるブランドだと聞く。
手ごたえ十分にデモテープを用意するが『エルデ・トリッシュ』の担当者からRoseliaらしさ(ゴシックで荘厳な雰囲気)を求められる。
それはデビューする前の所謂「初期Roselia」のものである為、作り上げた曲は「昔の曲の模倣」になってしまい、友希那は思い悩む。
新しいことに挑戦し、進化し続けることが「Roseliaらしさ」と考えると話す燐子の言葉をきっかけに、Roselia全員の協力で、曲を作り直す。
実際に打ち合わせに出席し、友希那は『エルデ・トリッシュ』の担当者に思いのたけをぶつけ、担当者を納得させる。
作り上げた曲はポップアップストアで流れ、評判は上々。
しかしこれから先、プロとしての仕事と、Roseliaの魂を天秤にかけなければならないとき、どう選択するのだろうと友希那は思いあぐねる。

✅『エルデ・トリッシュ』の「トリッシュ」
少し組み替えると「シュリット」=「一歩」という意味になる。
これまで作り上げてきた『エルデ』の一歩先をみたい、新しい挑戦をしたいという思いが込められている。

✅所感

音楽は自由に演奏できるから楽しい。
しかし、仕事としての音楽は息苦しい。
仕事である以上、自分たちの信念(希望)を貫いて相手を蔑ろにするのは許されない。
一方で、相手が求めていること、期待していることに応えるだけなのも違う。
自分たちの信念を貫きつつ、相手と折り合いをつけて曲を作り上げなければならない。


周りの期待する「Roseliaらしさ」と、自分たちが考えている「Roseliaらしさ」にギャップがあるかもしれないということ。
そして仕事をするうえで、どちらかを選ばなければならない瞬間があるということ。
プロになったRoseliaに立ちはだかる壁のひとつだ。
これから描かれるストーリーで、どのように壁を乗り越え、成長するのだろう。


それにしても、クリエイターってすごい!
私から見れば、クリエイターとしてお金を稼いでいる人たちは、本当に華やかでキラキラしているようにみえる。
でも裏ではきっとRoseliaと同じように葛藤し「産みの苦しみ」を感じているはず。
すごいな、本当に尊敬する……。

(更新日:2023/05/03)



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