Aloha Spirit

古代ポノの教え、太古ハワイ・ムーの記憶、大自然からのメッセージ

テュムリポ(クムリポ) 3

2017-01-29 18:24:56 | 古代ハワイ・クムリポ
アロハ ウハネ

旧正月を過ぎて、ようやく新年の始まりをじわじわと実感しています。清里はすっかり白い森となり、お散歩を楽しんでいます。ただ氷になっている坂は恐怖。ウルちゃんもツルツルと滑って危ない今年は転ばないように注意しています。

ではテュムリポの第三章節の内容はどうなっているのかみてみましょう。

第三章節では、虫たちや鳥たちが生まれていきます。ここで登場するHaha(ハハ)というキーワードがありますが、これはどうやら原始のタロ芋の名前のようです。Kupiheaという予言をする神官の家系がありますが、その子孫であるDavid Malo Kupiheaが云うには、Hahaは紫色の茎をもった乾燥地のタロ芋のことだそうです。最初の12行の内容と見るとHaha na lau eiwa(タロ芋の九枚の葉)、 lau pahiwa(濃い葉っぱ)、ka pua a ka Haha(その根菜から芽が出た)とありますが、これらはUli(ウリ)というマウイ島に存在した神官の家系図の大元を示していて、テュムリポ自体がこの家系の誕生を詠っているということです。15,16章節には、さらに詳しくその証が歌われているそうです。タロ芋の九枚の葉というのは、チーフの家系が九つに分かれていることを示しているようです。Kupiheaは、この九枚の葉のことを、空なる父ヴァケアの九人の娘とも呼んでいて、それは、Naha(オアフ島の系統) Io(カウアイ島の系統-女王カピオラニの祖先) Puaiwa(カラカウア王の祖先系統), Papaua(神官であるカフナの系統), Poloa, Hiwa(タヒティあるいはカヒキからの直系統), Papalua(ラナイ島の系統), Popolo(マウイ島の系統), Lanikaula(モロカイ島の系統)であり、それぞれが神聖な神官の家系へと枝分かれしていったと云っています。


273. オスのあれ、メスのこれ
274. ポ-'エレ'エレの闇からオスが生まれた
275. ポ-ハハの夜明けからメスが生まれた
276. 海がそれに保護され、陸がそれに守られた
277. 川がそれに保護され、山がそれに守られた
278. 紫色の闇夜をそれは見守るようだった
279. その根菜は九枚の葉を出した
280. 濃い色の葉をつけて伸びていった
281. 高次のチーフ達となる芽を出して
282. Po-'ele'ele からオスが生まれた
283. 共にPohahaからメスが生まれた
284. 根菜が芽吹いた、タロ芋の茎がぐんぐんと成長する

285. 親のシロアリが生まれた
286. そこから羽をもった子供たちが飛んでいった
287. 親である幼虫が生まれた
288. そこから羽をもった子供たちの蛾が飛んでいった
289. 親である大きな赤いアリが生まれた
290. そこからその子供たち、トンボが飛んでいった

291. 親である幼虫が生まれた
292. そこからその子供たち、キリギリス?コオロギ?が飛んでいった
293. 親である幼虫が生まれた
294.そこからその子供たちであるハエが飛んでいった
295. 親である卵が生まれた
296. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
297. 親であるシギ鳥が生まれた
298. そこからその子供たちである千鳥たちが飛んでいった
299. 親であるア'オ鳥が生まれた
300. そこからその子供たちでア’ウ鳥たちが飛んでいった
301. 親であるアケケケ鳥が生まれた
302. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
303. 親であるアラエ鳥が生まれた
304. そこからその子供たちであるアパパネたちが飛んでいった
305. 親であるアララ鳥(カラス)が生まれた
306. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
307. 親である'エ'ア鳥が生まれた
308. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
309. 親であるマモ鳥が生まれた
310. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
311. 親であるモホ鳥が生まれた
312. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
313. 親であるキキキ鳥が生まれた
314. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
315. 親であるキオエア鳥が生まれた
316. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
317. 親であるイヴァ(グンカン鳥)が生まれた
318. そこからその子供たちであるコア'アたちが飛んでいった
319. 親であるカイア鳥が生まれた
320. そこからその子供たちである鳥たちが飛んでいった
321. 親であるウナナ鳥が生まれた
322. そこからその子供たちであるサギたちが飛んでいった
323. 群れをなして飛んで行く
324. 並んで海辺にもやってくる
325. 海岸に落ち着いて砂浜を埋め尽くす
326. タ-ネ(カネ神)の隠れし島に棲みつく
327. 陸の鳥が生まれた
328. 海の鳥が生まれた

329. 狭い宇宙の川(Wai'ololi)からオスが生まれ、広い宇宙の川(Wai'olola)からメスが生まれた
330. 海に棲むエイが生まれた
331. それを見守るようにウミツバメが陸に生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
魚や果物などが鳥の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

336. 海の鳥アジサシが生まれた
337. それを見守るように'イオ(鷹)が陸に生まれた

暗闇が光に照らされて破れた
魚や果物などが鳥の栄養となった
神々を通じて入ってくる、人間ではない
狭い宇宙の川からオスが生まれ、広い宇宙の川からメスが生まれた

342. 海の鳥アヒルが生まれた
343. それを見守るようにコーレアの鳥が陸に生まれた


348. 海の鳥ヘヘが生まれた
349. それを見守るようにネネ(キラウエア火山にも生息しているペレの愛鳥)が陸に生まれた


354. 海の鳥アウク’ウが生まれた
355. それを見守るようにエクプ’ウの鳥が陸に生まれた


360. 海の鳥ノイオが生まれた
361. それを見守るようにプエオ(フクロウ)が陸に生まれた


365. ここは巨鳥のハルルが飛行するところ
366. その連れ合いのキヴァ’アは、聖地ヘイアウの上を奇声を発して飛び廻る
367. その鳥の群れはラー(天界の太陽)からやってきた
368. ポハハから闇から光へと若鳥としてペアになって地球にやってきた

369. ポハハの刻、夜明けの力が飛躍する時
370. 植物である'アペの新芽が生まれた
371. 柔らかな'アペの葉は伸び伸びと広がっている
372. ポーから伸び伸びと広がり幾重にも成長していった
373. すべてが闇に覆われている、あれも
374. すべてが闇に覆われている、これも
375. ポ-'エレ'エレのポー(闇)の時
376. ポハハの夜明けの時
377. Po--no(まだここはポーの世界が広がっている)



*注釈:365~9.に登場する巨鳥のハルルとキヴァ’アという鳥もキーワードとなっているようです。ハルルというヘイアウがラナイ島に存在します。そのヘイアウにまつわる事は間違いないようです。カヒキ(他次元)からやってきて人食いだった巨大な鳥ハルル(龍だったかも?)とキヴァ’アも鋭いかぎ爪を持っていて獲物を八つ裂きにするという恐ろしい神話もあります。それと同時に聖地を守っていた高次元からやってきた生き物でもあったようです。



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大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その偉大なるスピリットの意識を忘れずに、この母なる地球と空なる父に感謝をして、全てはポノ!

今週もマイ・アロハ・ワールドを形成していく事に意識を向けていきましょう〜


aloha&pono


クムリポ ハワイ語で書かれたものが以下のサイトで掲載されています。
http://www.sacred-texts.com/pac/ku/ku31.htm
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