山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

石ころに夕日しむのみ鳥も来ず

2005-04-01 18:14:44 | 文化・芸術
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<エコログのなかのある対話から-その7>


四方館

不動心というのがあるよね。
動かざること山の如し、とか、硬くて石のようなものなんかじゃなくて、
森羅万象、なんでもそのままに、万華鏡のように映し出して、いろんな模様にさざなみ立つ水面のような、
或はいろんな旋律を優しく奏でる弦のような、
そんな心を、思い描きたい。


愛を貪るなかれ。
愛の坩堝と化しちやいけない、のはほんとだけれど。
なに、応急の場合だってあるから、一時的には構わない。
かたとき、どうしようなく、そうなることはちっとも構わない。
ただ、毒を薬に変えてそうしているのだってことを、判ってさえいれば。

(2004/12/20 11:49)




な、何、四方館さん、難しいコメント書かれるんだから困りますよ。難しいじゃありませんか。相手が私だからですか(笑)

愛は貪ってはいけませんね。愛はけっして毒ではないですよ、それこそ森羅万象を映し出すような心以外の何物でもないです。そんな、一時的な応急措置の、毒を薬に変えるような愛に今更目がくらみませんのよ、私は。

私にはやりたいことがあるんです、四方館さんにお話したとおりにね。ここまで障害を負わなかったら、いえ、経済事情と家庭事情がひどくなかったら、もっと「大きな仕事」っていうのが出来たことでしょう。でも、いいんですよ。大きな仕事なんかに未練はないくらい、伊達に30年生きてきてません。だいぶ人生、 勉強したんですよ。で、大事なものを事細かに冷静に計算し、総合的に判断してるわけです。とりあえず今はそこまで来ましたから。計算、冷静に判断とか言っ たって、そりゃあ、私の一番の生き方は「心から生きる」です。私が実に多面的な人間だって、四方館さんご存知のはずなのに、そんなところでご心配なさらなくて大丈夫ですよ。

それよりね、やっぱり病歴を振り返ると、今出てきた統合失調症の症状はどうも本物だと判断できます。複雑性PTSDと 混じってるんだから、大変は大変、でも、人間理解の学問をするために精神病理学の中でも統合失調症中心に勉強・研究してきたんですから、私はこの程度の統 合失調症に負けるような人間じゃありませんのよ。これらをかかえて、余裕で健常者ばりの言述行為ができますよ。自分のためだけじゃない、他の人のためになる言述行為だって出来ます。一番耐え難い不安症状のほうは対策打ちましたからね、だいたい大丈夫だと、今の時間になれば冷静に病気に迎えに来てもらってますよ。

ただ、今までは生命力が地の底に落ちていたので、今日のエコログで少し大丈夫になってきたってわかるでしょう?

エコー!でリハビリばかりしていてもいけないんで、前進はしようと思います。病気との調節加減を考えているんです。

今の結婚生活の方も同時的に心の整理がついてきたので、良い方向です。なーにを、統合失調症の人間学専門の私が、統合失調症に負けるわけがないじゃないですか。やっぱりやってきましたね、ようこそ。って心情です。長年強まってきたことも思い出しましたから。
(2004/12/20 14:25)


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