山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

かすんでかさなつて山がふるさと

2005-05-03 01:25:32 | 文化・芸術
ichibun98-1127-009-1
        「うしろすがたの山頭火」より


<日々余話>

tosikiさんの「エコー!のこと」の意見に賛同しトラックバックしています。

<Echoo!よ、何処へゆく>

個性的でユニークな顔=キャラクターをもつということは、心強い味方もつくるが敵もまたつくりやすい。
エコーが足跡機能をすべての会員に持たせていたことが、この場を特別なものにしたし、狭くもした。
エコー上で、ゆびとまの社長も創業以来のトップも個人ブログを日々掲載し、オフ会開催も含め、運営サイドと会員たちの顔の見えるお付き合いが、この場の個性やユニークさを形成するのをさらに加速しただろう。
エコーの旅立ちから半年あまり経て、290万を越えるゆびとま会員とエコー会員の垣根はいよいよ高くなりすぎたのだろう。
この垣根を一気に下げて、ゆびとま=エコー内を市場として流動化させたい。
ビジネスチャンスを大幅に拡大したいと考えるのは経営者の常として当然といえば当然だ。
3月初旬に、eなげっとなるものが突如導入された。
地域通貨のようなものとしてのポイント制らしい、とは理解はできたものの、それがどれほどダィナミックに動くものか見当もつがず、われわれエコー会員は些か面食らった。
続いて、4月からのプレミアム会員制の導入宣言。
成程、よくよく見れば、プレミアム会員とはエコーのみならずゆびとま会員にも開かれている。この時点で、われわれは運営サイドの本意たるマーケット戦略を知ることになった。
その本意に気づいたものの、eなげっと導入で些か面食らった感触が尾を引いて、この有料制導入の手法は性急過ぎる、拙速に過ぎるのじゃないかと批判を呼んだ。
エコーの中でいろいろ意見が飛び交い、運営サイドは大幅な譲歩の形で、有料制度の修正に応じた。
ここまでは、あくまでビジネスライクな手法レベルでお互いにすべて了解し合える問題だから、まだよかった。

ところが有料制導入の4月1日に相前後して、事務局報告のユーザーグループ主導企画なる「なりすまし」事件というとんでもないことが明るみになった。
この事件の発端や経緯に、運営トップの意思なりが深く関与している可能性、即ち、このなりすましグループと運営トップとの間に一時的にせよ或る合意があったという疑惑が、とうとう払拭されないままの事務局処理となったことに、エコー会員の一部に強い不信感をもたらした。
その不信が鎮火する暇もなく、ある会員の強制退会処分が起こった。
以前の警視と自称する詐欺師まがいの輩に対する強制退会とは違い、この事件には異様なスキャンダラスな一面があるように見受けられる。
そして、またしてもその原因に運営トップが直接関与しているとの疑いが濃い、というのがどうやら客観的状況のようだ。
いまのところ、この新しい疑惑を払拭するために、事務局は積極的に努めている様子は見受けられない。
強制退会させられた当事者と運営サイドの両者間では係争上の事態もありうるといった展開を見せつけたままだ。

これらふたつの事件は運営トップの私性が強く刻印されたものと見られるだけに、それが産み落とす不信は果てしなく深くもなるし、容易には抜き去り難いものとなる。
このまま放置されるかぎりは、健全で友好なエコー空間は取り戻せないだろう。
隈なく見てみたまえ、このエコー内で取り交わされる各々のコメントのやり取りを。
こんなに愉快で親しい関係を成り立たせているSNSは他に類例があるだろうか。
この快きエコー空間を創りあげることに、運営トップも大いに貢献したのは間違いないし、だれひとりその功績を否定しはしないだろう。
誰しもみなそのことに多大の評価をおくればこそ、敬されるべき者の私的な過失への不信を払拭して貰いたいと願うのだ。



四方の風だより Information <四方館 Dance Cafe>


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