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カーター元米大統領、膵臓癌家系

2015-08-13 21:29:38 | がん

ワシントン(CNN) ジミー・カーター元米大統領(90)は12日、がんが体の複数の部位に転移していることが分かったと発表した。

カーター氏は今月初旬、肝臓の一部を切除する手術を受け、この時点では完全回復が見込めると診断されていた。しかし12日の発表では、手術の結果、他の部位でもがんが見つかったと告白した。

がんがどこから転移したのかは分かっていない。カーター氏の家系は膵臓(すいぞう)がんが多く、同氏の父親や兄弟姉妹も膵臓がんで命を落としている。母親は乳がんが後に膵臓に転移した。

カーター氏は2008年にCNNの番組で、「膵臓がんにかかれば確実に死ぬ」と話していた。

今後はアトランタにあるエモリー大学病院で治療を受け、17日の週にも詳しい病状を明らかにする意向。

カーター氏は1976年の選挙で民主党から選出されて39代目の大統領に就任。4年後の選挙でロナルド・レーガン氏に敗れ、退任後は慈善事業などに力を入れていた。

これまで健康状態は比較的良好だったが、今年5月には体調を崩して南米のガイアナ訪問の予定を切り上げていた。

オバマ大統領夫妻は、カーター氏が早期に完全回復することを祈っているという談話を発表。大統領報道官は、オバマ大統領が電話でもカーター氏と話をしたことを明らかにした。

民主、共和両党の政治家や米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)、女優ミア・ファローさんなど、各方面からもお見舞いの言葉が寄せられている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150813-35068830-cnn-int



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