今、ラピュタを彷彿される場所で有名なのは、和歌山県の友ヶ島ですよね。↓
*和歌山県に位置する友ヶ島は、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称名です。 手前の島は、虎島で左上にある島がラピュタみたいな所がある沖ノ島です。
友ヶ島は、最近人気が高く、土日や連休の時など、すごい人でフェリー乗り場も混みあって、それを知らずに行くと、乗船したい時間の一つか二つ後のフェリー出発の時間まで待たなければいけない時があります!
*友ヶ島の第1砲台跡↑
*友ヶ島第3砲台跡 ↑ ↓
それと友ヶ島へは、海に浮かぶ島なのでフェリーでしか行けなくて、フェリー代が往復で2000円かかります。車で行った場合、フェリー乗り場横の駐車場代が700円別途要ります。でも友ヶ島は経費が少しぐらいかかっても行く価値のある場所ですが、実はこのすぐ近くに、車ですぐに行けるラピュタみたいな場所がもう一つあるのを知っていますか?
もう一つのラピュタ☆深山砲台跡
さっそくこの情報をもとに行くことにしました!
目的地は、和歌山市の深山砲台跡です。「国民休暇村 紀州加太」のすぐ近くなので、ここを目標に向かいました。住所は、和歌山県和歌山市深山483がすぐ近くの休暇村です。休暇村の手前2~300mの所に、5~6台止められる無料の駐車スペースがあります。ここに車を止めると、あとは歩いて砲台の方へ行けます!
*「休暇村 紀州加太」です。
それでは、出発です。駐車場の所から、レンガ敷きの遊歩道を歩いていきます。
午前中は雨でしたが、昼から天気が良くなると聞いていましたが、時折、まだ小雨が降っていました。
木々のトンネルの坂道を歩いていきます。
しばらく行くと、左に曲がる角に、石積みの土塁がありました。
左を見ると、右と左に行ける道を発見しました。
近づいてみると、あっ!もう一本下に降りる階段がありました!
階段の下にレンガ造りの廃墟らしい物が見えます。ラピュタを彷彿させる場所は、ここからなんですね!
それでは階段を下りていきます。
レンガの壁がとてもイイ感じです。
降りて行って、左に曲がると、びっくり! まさに廃墟化したラピュタです。
ここは、友ヶ島より別な意味でラピュタぽいかもしれません!
雨が降っていたので、通路に水が溜まっていて、水面に反射した景色と相まって最高の写真が取れた気がします。
弾薬庫みたいなのが、3カ所ありました。
中は、真っ暗なのでフラッシュをたいて撮影しました。
奥に横に行ける入口がありましたが、真っ暗なので怖くて中には入りませんでした。
中から外を見た所です。ちょっと、手ぶれが入った画像なので、小さな画像にしました。
反対側の階段を上がって行くと、丸型の砲台跡がある所に出ました。
案内板によると、こんな砲台跡が3つあるみたいです!
友ヶ島の第3砲台跡の台座より、こちら台座の方が台座径が大きいみたいです。
トンネルがありました。
レンガに苔がついて、廃墟感があふれる景色です!
下に降りると弾薬庫みたいな所がありますが、一つ目以上に真っ暗でした。トンネルの下にあるせいでしょう!
トンネルをくぐると、また別の砲台跡がありました。
写真の撮り所満載です。
砲台横の階段を上がると、展望台がありました。
友ヶ島を含め、瀬戸内海の島々が見える絶好の景色です。手前から、虎島・沖ノ島・淡路島でしょうか。
案内板が少し汚れて見えずらかったです。
それでは、ここから男良谷砲台(おらのたにほうだい)の方へ行くことにします。
海に向かって、左の方へ行くと、砲座跡の残骸みたいな土台がありました。
足元を見るとキノコがありました。
黄色ぽくて、地面から生えていてぬめりがあって、傘がてかっていました。食用なのか、毒キノコなのかは、素人なのでわかりません!キノコ類は、むやみに食べない方がいいですね!絶対にね!
男良谷砲台(おらのたにほうだい)の方に行く道ですが、舗装されてなく、完璧に山道です。草履だと厳しそうですので、靴を履いていくようにしましょう!
こんな感じの道を下って行きました。 途中から石の階段に代わりました。
途中、開けた所から休暇村が高台に見えました。
道路のわきに石標がありました。
海軍て書いてあります。終戦時までは、大日本帝国海軍の所有地だった証ですね!
さらに降りていくと、何かを発見しました。これも廃墟になっています。
ここは男良谷砲台(おらのたにほうだい)ですね!
外から見た入口です。
中の部屋は白の漆喰が塗られています。
弾薬庫の上に盛られた土の上に、大きな木が根を張っています。
左側の藪の中を見るとトンネルを発見しました。
中は、真っ暗で、けっこう奥までつながっているように見えます。
暗いので、フラッシュをたいて中を撮影しました。懐中電灯かスマホライトが無いと、全く奥が見えません。それと、ついさっきまで雨が降っていたので、通路に5cm位の水が溜まっていて、20mぐらいしか進めませんでした。50mぐらい先で緩やかに右カーブしているのが、かろうじて見えました。
足元を見ると、沢ガニがいました。
ネットで調べると、どうやらここにはトロッコの線路が敷かれていたようで、奥はやはり崩落しているようです。さらに調べると、この奥には水雷の発射座があったそうです。弾薬庫からここへ運んでトロッコに載せて、水雷を発射してたんですね!
海の方に降りていくと、水雷の発射台の残骸みたいなものがありました。
山の斜面の方には、コンクリートの崩れた塊や水路があります。
谷間の水をここまで排水しているのでしょうか?
ここまで来て、一応全部見れたと思うので、来た道を戻っていくことにしました。上の展望台まで徒歩で約15分ぐらいで戻れました。友ヶ島に続く探訪だったので、だいぶ足腰が鍛えられたと思います。最初の頃より山登りが楽になった気がします!(#^.^#)
帰り道で、撮った画像です。
石の階段のすき間に根を張った植物
赤レンガに苔がたくさん生えていました。
時間が止まった廃墟。深山砲台跡☆
案外穴場かもしれませんね(^^)v
最後まで読んで頂き有り難うございました。Have a nice day!
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