『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の件は、ただ驚くばかりです。
なんというか、あまりにも突然で全然実感が湧かないというか・・・。
まさか私がリアルタイムでジャンプを購読しているこの時にそれを迎えるとは思いもしませんでしたから・・・。
そしてそんな驚きと動揺は、今現在ジャンプで連載している作家さん方もきっと同じでしょう。
これからへの不安もあるのではないでしょうか。
なにせ、これまでのジャンプの生きた歴史にして礎でしたもの・・・。
・・・ですが、他でもない秋元先生御自身がお決めになった事ですものね・・・。
いるのが当たり前と思っていた存在がいなくなること。
その喪失感はとても大きいに違いありませんが、それでも。
私は、秋元先生のこの御判断を尊重したいと思います。
それでは、先週から今週にかけてのジャンプ作品の感想を幾つか。
【ラブラッシュ!!】
まずは先週の感想から。
センターカラーだった前回ですが、連載二回目にして扉絵にヒロインの泣き顔を描いてくるというのはなかなか革新的に思えました。
笑顔がとっても素敵なココロ。
でも、レイジへの恋は涙が出る程真剣。
でも涙を零してはいるものの、その表情は決して悲観的なものではなくて。
そんなココロの本気さや強さが窺える、良い扉絵だったと思います。
そして、ココロからそれほどに想われているレイジはというと・・・。
よくやったぁあああ!!
面と向かってよくぞ!よくぞ!!
こういう類のラブコメでは、とにかくイラつくぐらいすれ違いと勘違いが延々と繰り広げられるものですが、その負の連鎖を断ち切るとは天晴れ!!!
そしてシズクも大変可愛いですね!
でもその可愛い反応以上に私が好感を抱いたのが、レイジをちゃんと守ってくれていたこと。
宇宙にまで連れさられそうになったレイジを助けようと木に登っていたところなど、レイジを大切に思う気持ちが随所で垣間見れて、とても良い子だというのが実感できました。(^^)
でもやっぱり私はココロ贔屓。
ココロ良い子すぎるでしょおぉおおお!!!
本当に、ココロってその気にさえなれば、その能力でレイジの心を手に入れることなんて簡単に出来るんですよ!?
それなのにしないなんて!!レイジ自身の気持ちを尊重するどころか助けてくれるなんて!!うわあああああん!!(><。)
決めた。
シズクは本当に可愛くて、本当に良い子だけど。
それでも。
栗うさぎはココロを応援します!!!(宣誓)
ココロが用いていた「冷却の矢」というのも、とても優しい力ですよね。
相手を“嫌い”にさせるのではなく、あくまで“恋の熱を冷ます”という力なのですから。
その矢の力によって亜人種の女の子達はレイジへの執着が消沈していましたが、それはつまりその気持ちは所詮その程度だったという事です。
だってね。
本当の恋ならば、熱が冷めようが相手への想いは決して変わらないものですよ?
つまり、レイジの特殊遺伝子に惹き付けられる女の子のほとんどは本質的な恋愛感情を抱いていないということ。
例えるならば、アイドルに騒ぐファンのような気持ちしか抱いていないということです。
そんな中、早速今週現れたのはサキュバスのエリス。
うん、この子もまた良いキャラしてます(笑)。
どうやらエリスは「事情持ち」のよう。
これから登場してくる亜人種ヒロイン達はきっと、レイジの特殊遺伝子に単純に惹かれているだけではなく、それぞれの事情や理由を持っているのでしょうね。
そして恋愛バトルの決着の指標として掲げられたのがキ・・・・・・・・・・・スですか。(ごめんなさいストレートに言えません/照)
これは分かりやすいですね。
亜人種達にとって、キ・・・・・・・・・・スというものは、契約のような、誓約のようなものなのでしょう。
実際、悪魔は契約に厳格というのは有名な話ですし、人間の世界でも結婚式の時は神様の前でキ・・・・・・・・・・スをして二人の愛を誓うわけですし。
それを考えると、ラブコメのゴールの意味でもこの設定は分かりやすくて良いと思います。
亜人種がそれだけキ・・・・・・・・・・・スを重要視しているということは、逆に考えれば、レイジがシズクであれココロであれ誰かと両想いとなった上でキ・・・・・・・・・・・スをすれば他の亜人種達は二人の仲を認めざるを得なくなるというわけですしね☆
それにしてもまあ、本当にココロの健気さには涙が出そう。
諸々の事情を知っていながら強引に既成事実を作ろうとせず。
あまつさえ、時間をかけてお互い親しくなっていきたいと思ってくれているこの正攻法さ・・・!!この優しさ・・・!!
今日日いないよこんなに恋に真っ直ぐで誠実で純粋な子!!!
あ~ホントこの作品は登場キャラが全て高い好感を持てるというかなり稀有な作品だと思います。
是非とも人気が出てほしいですね。
【鬼滅の刃】
善逸のように株の変動が激しいキャラも珍しい。
取り敢えず今回のベスト善逸は、禰豆子に花を差し出していたところ。
いと可愛い。
可愛いというか、ほっこりさせられたのは藤のお婆ちゃまも。(^^)
どうか末永くお元気で。
できればまた会いたいな・・・。
そしてやっぱりこの作品はシリアスとギャグの配合が見事。
鬼殺隊員が森に引き戻されたシーンには私も善逸と同じ表情になってしまいましたが・・・
伊之助:「腹が減るぜ!!」
↓
栗うさぎ:(???)
↓
善逸:「腕が鳴る だろ・・・」
↓
栗うさぎ:ブハッ
やばいな~。キャラの魅力と共に作品自体も順当に面白さが上昇していっていますよね、この作品。
そしてジャンルは違えども、強烈な個性キャラを纏められるのはやっぱり天然主人公なんだな~とつくづく。(某赤髪料理人を思い浮かべながら)
『ソーマ』本編の感想だけでなく、アニメ感想の方も滞っていて申し訳ない限りです。
実は昨日、母とお出掛けしてきたこともありまして。
行先はというと・・・
ここ。
その詳細は近日UP予定!