もはやこの二作品の感想も定番になってきたな~。
【鬼滅の刃】
善逸は以前から女性絡みのツッコミは柄悪かったですものね~。
なので自業自得としか言いようがない。
女装は予想の範疇でしたが、ジャンプGIGA番外編4コマを読んでる身からしてみれば今回の彼らはめっちゃマシです。(とりわけ炭治郎は)
それでも炭治郎は素直さを、伊之助は素顔をちゃんと買われていたあたり、やはり遊郭に住む人間は人を見る目が確かと言えましょう。
そんな色とりどりのギャグ祭りに笑う一方で、宇随さんの「祭りの神」発言には栗うさぎレーダーが反応☆
「祭りの神」という事は、祭事の舞である神楽、ひいては「ヒノカミ神楽」について何か知っている可能性も・・・?
【ゆらぎ荘の幽奈さん】
コガラシが子供に戻ってしまう今回。
記憶も共に巻き戻ることで、意外な形でコガラシの過去の一端を知ることになりました。
・・・そうなんですよね。
この手法は『ソーマ』でも見られますが、ギャグチックな描写で一見軽い内容として述べられていた事実が、改めて見つめ直してみると実はかなり重い事実だったという。
自分は望んでいないというのに、生来の体質のせいで周りの人達を困らせてしまう。傷つけてしまう。
それがどんなに孤独で、苦しい事か・・・。
あの小さな背中で、コガラシは沢山の辛さを背負ってきたのでしょう・・・。(><。)
だからこそ、幽奈の“温かさ”には救われるのがありました。
この話を読み終わった後に思い至った事なのですが
コガラシって、『冬空 コガラシ』という北風を連想させる随分と寒々しいイメージの名前ですよね。
それに対し、幽奈は(本来の名前ではないにせよ)『湯ノ花 幽奈』というお湯をイメージさせる名前。
それらから
コガラシがずっと身に受けてきた“寒さ”を温めてくれるのが幽奈なのかな・・・と思ったり。
もしかしたら。
幼少時は幽霊はもとより生者に対してもあれほど心を閉ざしていたコガラシが、今のように幽霊生者関係なく真っ直ぐ向き合える人物に成長できたのも幽奈が関係しているのかもしれない、と私は考えています。
それでは今週も『ソーマ』の感想を、どうぞ~☆
週刊少年ジャンプ2017年34号掲載
掲載順第10位
第224話 【ストロボ、輝く】
ほう・・・!!
これはなんとも、これでもかー!!というぐらい季節感満載の扉絵ですね~!
創真のサンバイザー!!
ノースリーブ!!
ハーフパンツ!!
サンダル!!
そして!
う・き・わ!!(もはや何でもあり)
これまで「夏」のイラストはそのほとんどが水着か浴衣(しかも大方女子)でしたが、こういった路線のイラストは非常に良い新鮮味があります♪
煽り文と共に、世間の学生さん達が夏休みに入ったこのタイミングに丁度合致していますね。
これは純粋に、カラーで見てみたいと思わされるイラストでした。
そして何より。
決定的評価ポイントは。
ネコさーーーーーん!!
きゃー!きゃー!
創真と一緒!!
創真と一緒!!
かわいーなごむーvなごむーかわいーv
と、もう悶えまくり。
ネコさんの存在ひとつで味わいが段違いでした。ホントありがとうございました。
連帯食戟特有のルールである「チームプレイ」を利用し、美作が用意した「黒い液体」を受け取った久我。
そしてここからが本番と、久我は先程まで着手していた豚肉を茶葉で燻製させます。
へ~「燻製」という手法によって茶葉の風味を素材に移すとは・・・!
確かにこれは面白い発想ですね!
しかも、その手法もこれまた面白いという。
「燻製」というと特殊な道具が必要というイメージがありましたが、まさか中華鍋で作ることが出来るなんて・・・!
これは「手作り燻製」のイメージをグッと身近にさせてくれたと思います。
この話を読んで、実際にチャレンジしてみた人もいるかも。
そして、美作が渡した黒い液体の正体も判明。
それは燻製醤油!!
おお・・・!なるほど!
確かに燻製といえば、秋の選抜での創真との対戦で皆を驚かせていた美作の持ち技でしたものね!
これは見事な過去の回収です。
こうして具材も調味料もという、二重仕掛けの燻製で茶葉の風味を深めていく久我。
ですが、そんな久我をサポートした美作自身の調理の方は大丈夫なのでしょうか・・・?
・・・結論から言えば。
めっちゃ大丈夫でした。(^^;;;A)
- まぐろを担いでいる斉藤綜明。
ちょっと待って。
(遠月学園が準備する食材だから最高級品なのは間違いないとして)本マグロは一匹80~150㎏・・・(大汗)。 - 確かに創真はアンラッキーなんかじゃありませんよ!!
- 美作の新たなるトレース技:[周到なる追跡・閃(パーフェクトトレース・フラッシュ)]。
技名は三歩譲るとしても・・・。
そのポーズはやめよう? - 文句を言うモブ生徒。
ルールに則った事をしてるだけなのに何言ってんねんアホ。
・・・とまあ、細かいツッコミは多々あれども。
イケイケ(死語)な美作見てたらどうでもよくなっちゃった☆(←)
いよいよ美作のスキルが超能力レベルに達してきました(汗)。
今更ながら、創真もタクミもよくまあこんなとんでもない人物と闘ったなあ~。
一方の対戦相手である斉藤綜明ですが、やはり海鮮系の料理人でしたか。
しかも寿司職人とのこと。
これは同じ寿司職人である関守や小説版で判明した「あの子」のバックボーンを考えると、今後彼等との関わりが気になるところですね。
こうしてようやく十傑三年生勢の得意ジャンルが全員判明。
司は「食材全般(フランス料理)」。
竜胆先輩は「希少食材」。
女木島先輩は「ラーメン」。
茜ヶ久保ももは「スイーツ」。
斉藤綜明は「寿司」。
・・・なるほど。流石は最上級生。
そのいずれもが「世界」に通用するジャンルです。
これならば、卒業しても創真達と関わる機会が色々と多くなりそうですね。
ん~~~。
あとは久我と美作についてですが・・・。
彼らに関して言いたいことは、既に語っちゃってたり☆(主に第223話と第218話にて)
先輩らしくキメてくれた久我。
ですが、司の最後の台詞は非常に気掛かりなところ。
“自分”が重要テーマであるこの章で、その台詞は・・・。
そして美作も、今のところ描かれているのは完全にセントラルの教育指針の理想形。
確かここらのネームは、附田先生もかなり苦労していた模様。(ツイッターより)
これまでの附田先生の作劇パターンから推測すれば、中盤でこれほど味方が大きく魅せてきた場合、最後には敗北してしまう事が多いのですが・・・。
それでも、これほどど真ん中ストレートに美作の模倣スキルを極めさせてきたという事は、何かしらの狙いがあっての事だと思いたいです。
どうか私の斜め読みをひっくり返してください!!(><)