アッという間に5月です。
今年の桜も綺麗に咲いてくれました。
いつの間にか歳を重ねるうちに、桜に対する思いが「綺麗」だけではなくなってきた自分。
優しくもあり、切なくもあり・・・。
思いは深くなれども、好きな気持ちは些かも変わらないのですがね。
来年も穏やかな気持ちで桜が見れますように・・・。
今週号のジャンプについてあれこれ。
【表紙】
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
↑
(※栗うさぎは創真至上主義者です)
【こどもの日マンガ劇場】
- ソーマ:「もう子供ではない」と言ってるようではまだまだ子供です。
やはり作者サイドからしても、えりなは「子供」という認識で描いているんですね。
これまでは新戸が「親(母親)」の対応をしてきましたが、今回は恵がそれを担っていました。
「子供」なえりなと同時に恵の「母性」も描いているという、一見バカくさいように見えながら二人のキャラクター性をしっかり捉えていたと思います。
でもってえりなさん?ドヤ顔してますけど。
この洗濯表示は改定されてるのを御存じ?
(世界基準の表示ってマジで意味不明だと思う。日本の表示の方が遥かに分かりやすいってのに何故変える。) - 鬼滅:善逸・・・もう少し汚さずに描こうね・・・。(もはや憐みの目)
それと何気に2コマ目にほっこり。
やっぱり好きですこのトリオ。 - ポロ:今回のベスト作品その1。
「子供の日」をそう解釈してくる人初めて見た。(^^;A) - ロボ×レーザー:ベスト作品その2。
親から見た子供の様子という視点が良かったです。
そうですよね。親にとって子供は永久に「子供」。
今回の4コマ集に更に新規描き下ろしを加えた「キッズJC」かあ~。
面白かったし応募してみようかな♪
【約束のネバーランド】
感想は述べていないものの、毎回夢中で読んでいる作品です。
このまま皆生き残って欲しいなあ・・・。
【鬼滅の刃】
魘夢の首にひぇーーーーーっ。
【鬼滅の刃 番外編】
これだけで今週のジャンプを買ってよかったと思えました。
カナエさんって本当に優しい人だったんですね・・・。
この陽だまりのような温かさは確かに炭治郎に似てます。
【青春兵器ナンバーワン】
No.06君かわいいv
それに良い子v
No.05君とのやり取りもほっこりしながら見守りました。脳の一部を麻痺させながら。
【ゆらぎ荘の幽奈さん】
支離式の儀に「ずるい」と言う雲雀。
そこは「ひどい」と言いましょう。
と、ツッコんでふと思ったり。
雲雀とかるらって、こういう“幼さ”が似てますよね。
・・・案外今のかるらって、変化の術で成長した姿だったりして・・・。
なんてね☆
さて、ではメインへといきますか。
週刊少年ジャンプ2017年21・22合併号掲載
掲載順第8位
第212話 【温故VS知新】
今回の扉絵は寧々先輩が担当。
十傑は(元十傑も含めて)それぞれ単独ピンでセンターカラーを担ってきましたが、あと残すは3人となりました。
・・・そういえば、えりなや一色先輩に次いで早い登場だったというのに、いまだにセンターカラーもらえてないんだね叡山って。
性格はツンクールだけど、意外と桃色の着物が似合っていた寧々先輩。
桃色の服はこれまで専ら恵しか着てこなかっただけに、ちょっと新鮮でした。
それにしても丼ぶりがデカいと思うのは私だけ?
創真と寧々先輩の蕎麦が共に完成し、いざ実食へ。
診査を前に、各団体のおさらい。
「十傑評議会」、「反逆者連合」、「WGO執行官」とあるのはいいんですが・・・
「獄中のみんな」って、ちょい雑じゃね?
創真の感じる矛盾について。
これはきっとアレでしょうね。
実物が手元にないと安心できないタイプなんですよ。
まずは寧々先輩の蕎麦から。
前回見た時は超オーソドックスな品だったせいか特に美味しそうと思いませんでしたが、今回は違いました。
うん、美味しそうです。
やっぱり読者に“美味しさ”を伝えるには、実食の描写というのも大変重要ですね。
と、ここで驚きの事態が。
審査員達が食べていた蕎麦がいつの間にか消えた!?
・・・のは審査員達の錯覚で、実際は完食したことに気付かないまでに夢中になって食べてしまったとのこと。
その没頭振りを見て個人的に思い出したのは、秋の選抜で葉山が作ったハンバーガーを食した時の審査員達の反応。
あの時も気付けば手から消えていた、という事態になっていましたからね~。
といっても。
葉山の品は香りによる“強さ”によって審査員の意識を料理に没頭させましたが、今回の寧々先輩の品は違う模様。
その秘密は“繊細さ”。
蕎麦だけでなく、かき揚げに用いた桜海老や揚げ油にもよる繊細さによって、瞬く間に食べてしまったような感覚を生み出しているそうです。
・・・料理とは関係ありませんが、これだけは言わせてください。
[海の妖精]といったらクリオネです。(←)
そして。
きました。久し振りのダジャレリアクション。
でもね。
私、この作品一度も観たことなかったりして。(マジ)
いや主人公の女の子がダッシュすることでタイムリープする話ってことぐらいは知ってますけどね。でもそれだけ。主人公がどんな娘なのかもどんなストーリーなのかも全く分かりません。
なので1ミリも反応できませんでした。附田&佐伯先生ごめんなさい。
ですがページ右下のテロップは最高でした。
個人的に、大袈裟なリアクションよりこういう律儀なテロップの方が遥かに好きだったりします。
繊細さのバランスによる恐るべき技術力の高さを見せつけ、審査員から絶賛される寧々先輩。
そして、次は創真の番ですが・・・。
・・・寧々先輩?
今あなたが闘っているのは創真ですよ?一色先輩じゃありません。
創真の方を見てください。
と、思っただけに。
ここからの創真の発言はまさに私が思っていた事そのものでした♪
そして披露される創真の蕎麦!!
これは・・・うん。
是非ともカラーで見てみたかった!!
今回のラストにかけての創真は・・・
個人的に、とても久し振りに感じられました。
佐伯先生の気合が伝わってきて。
「おあがりよ」も何時以来でしょう。
ここ最近は創真の主人公的描写がいまひとつ薄かったですからね~。
予想通り伝統や格式を遵守した蕎麦で実力を見せつけた寧々先輩。
工夫や発想といったものは見受けられませんでしたが、その技術力の高さはよく分かりました。
二枚も三枚も食べても、飽きの来ない蕎麦とは・・・。
うどん派の私でも食べてみたいと思わせられましたよ。
ただ、蕎麦つゆについてはほとんど触れられていなかったのがちょっとだけ気になったり。
個人的には蕎麦つゆも非常に重要な要素だと思うんですがね~。
もちろん後の総評にて語られる可能性もあるにはあるのですが、どういうわけかこの作品って後になってから前者の評価ポイントを挙げる事って全くありませんから・・・。
絶賛しまくりなシャルムやイストワールとは対照的に、アンの反応は少なかったのも気になるところです。
さて、これほどの凄い蕎麦に創真は勝たなければならないわけですが、果たしてどれだけの説得力を持たせられるかが大きな焦点ですね。
まさに正統派な寧々先輩の蕎麦に対して、創真の蕎麦は一見邪道な品。
素材の持ち味を殺すような調理、そして蓄熱性の高そうな器と、今回の料理を見て私が思い出したのはVS叡山戦でした。
その過去もあることから、創真が蕎麦の持ち味を損ねるような事はしていないという信頼はもはや不動です。
ただ・・・。
カップ焼きそばの「カップ」の要素がどこにも見当たりませんよね。今のところは。
これがとても気になるところ。
果たして創真はどういった視点・発想から「カップ焼きそば」を創ることにしたのでしょうか。
そして、一体これからどんな「カップ」の要素がお披露目されるのでしょうか。
創真の料理は馴染み深い品をベースにジャンルを問わない斬新な要素を巧く組み込んでくるだけに、絶妙な安定さと新鮮さがあって毎回楽しみに待てるところが良いですよね。(^^)
「万人に開かれた美味さ」という、まさに創真ならではの気概で作り上げてくれた今回の料理。
「伝統」に則った時間を積み重ねてきた寧々先輩に、創真はどんな自分の時間の積み重ねで対抗してくれるのでしょうか。
大いに期待です!!(>▽<)