あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

初盆。

2016-08-13 21:20:00 | 日記

 今日は迎え盆。

 祖母が旅立って、初のお盆を迎えました。

 あれからもう半年が経ったなんて・・・。

 昼過ぎに実家のお墓参りを先に済ませ、祖母のお迎えは夕方に伯父伯母や両親達と行きました。



 実はですね、この前日に祖母の夢を見たんです。
 祖母の葬儀が終わった約二週間後にも見たっけなあ・・・。

 嬉しかったです。夢の中で、また会えて。

 いまだに心のどこかで祖母の姿を探し、祖母に呼びかけてしまっている私。
 ダメですね・・・。
 前に進むって難しいです。

 でも今は折角祖母が里帰りしてくれているのですから、笑顔でいないと。



 お婆ちゃん、おかえりなさい。(^^)
  
 


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今週の少年ジャンプ感想。(『ニセコイ』総括感想もあり)

2016-08-12 09:30:00 | その他感想・考察

 お盆明けまでずっと一人で仕事だっての忘れてた・・・。
 疲れでバタンキューになってしまい、更新が遅れてしまいました。ごめんなさい。



 ということで今回は今週号のジャンプ作品と共に、ようやくというか、とうとうというか、最終回を迎えた『ニセコイ』の総括感想を述べてみたいと思います。
 
 あ、その前に。
 8月20日発売の『ジャンプGIGA vol.2』。
 表紙は創真なんですね~!
 今週号のジャンプの表紙はお盆前の合併号ということでジャンプキャラの集合絵だったわけですが、そんな創真くんの横に配置されているというのが巧いところ。
 はい、勿論今週号のジャンプ表紙は保存決定です☆(礼服姿の創真くん・・・!)
 それにしても毎回ジャンプGIGAにポスターだの番外編等を掲載しておられる佐伯先生。
 附田先生も新作の構想で大変でしょうが、佐伯先生の仕事量も心配です・・・。(ミウラ師匠も大変そうですが)


 さて、それでは感想の方へといってみましょう! 

【僕のヒーローアカデミア】
 前回ラストのデク君かっこいいなーと感心。
 新しいスタイルを取り入れたことで応用性が一気に広がりそうで期待感が高まります♪

 そんな修行ムードの中・・・
 お茶子ちゃんかわいいいいいいいい!!!
 浮いた話に浮くというのが、お茶子ちゃんならではのリアクションで上手すぎる。
 デク君とお茶子ちゃんって、本当に微笑ましく見守れる両片思い関係ですよねー。ほっこりほこほこv
 ヒーローへの邁進の傍ら、お互いへの想いも大切に育んでいってほしいものです。(^^)



【約束のネバーランド】
 ジャンプにしては結構重いお話であるこの作品。
 「箱庭」で育った主人公達が世界の真実を知るという話は今日日珍しくはありませんが、そこをどう展開していくかがポイントでしょうかね。

 今回描かれたママさんの底知れ無さ。
 エマ達はまず、このママさんの目から逃れる術を探さなければならないわけですね。
 でも・・・。
 ママさんは本質的に悪い人ではないと思うんですよ。
 分からない事が一杯なエマ達ですが、最大の疑問は自分達に対するママさんの優しさ。
 あくまで今の段階での推測ですが、ママさんは「家畜業」として悪魔達に人肉を提供する一方で、子供達一人一人に対するちゃんとした愛情も持ってくれている人なのでは、と思うんですよね。
 これは現実の家畜業者の人達の心理を例に取ると分かりやすいと思います。
 自分達が生きるために家畜を育て(もしくは殺し)、でも一方で家畜そのものの「命」の重さも思い遣る。
 そんなジレンマ。
 ママさんはそんなジレンマを抱き続けている人なのでは。
 だから、エマ達にわざと発信器の存在を気付かせる行動を取ったのは、多分エマ達に自分達が置かれている状況を暗に伝えるためだと思うんですよ。
 実際エマ達は逃亡はそれほど難しくないと割と楽観的に判断していましたが、実はそうではなく、本当に恐ろしい事が待ち構えているのは逃亡した後なのでは。
 「絶対に逃がさない」という威嚇ではなく、「逃げるなら完全に準備し抜きなさい」という忠告。
 施設の逃亡対策が随分と甘いのも、ママさんのそんなジレンマが反映されているのかもしれません。



【ゆらぎ荘の幽奈さん】

 コガラシさん格好良すぎだろ。

 こんな良い奴に惚れない女の子がいるだろうか、いやいない。(反語)
 周囲の目を気にせず、ヒロインをちゃんと見てくれる主人公・・・。
 くあああああああーーーーーー!!!イケメン!!!
 ハーレム系ラブコメの主人公としては珍しいほど、コガラシはキャラがしっかり立ちつつも凄く好感の持てる主人公ですよね。
 今回のコガラシと幽奈の抱擁やダンスはもう・・・!
 「きゃ~~~v」とほっこりした思いで読めました。ピュアラブ最高。(^^)

 この作品の魅力は『食戟のソーマ』とも似通っていると思います。
 お色気描写は強烈ながらも、日常面では温かくも誠実な交流がしっかりと描かれている点とか。
 主人公が一本芯の通った、非常に男前で魅力的な点とかが。
 共通点が多くみられるのはミウラ先生が佐伯先生の師匠という事も一因にあるかもしれませんが・・・それ以上に。
 この作品の担当編集さんが、『ソーマ』の初代担当であらせられる中路さんというのが大きいと思われます。(※ちなみに中路さんは『背すじをピン!と』も受け持っておられます)
 う~~ん、やっぱり作者の力を引き出せるかどうかは、担当編集さんの腕に懸かっているんだな~とつくづく。

 今回のジャンプアンケートの順位がかなり楽しみ。
 予想します。
 今回の話は間違いなくTOP3に入る人気を得たことでしょう!!



【鬼滅の刃】
 相変わらず面白いなあ~。と読んでいましたが、最後に全部善逸が持って行った!
 あれほどのビビリ君が、まさかこんな意志の持ち主だったなんて・・・!
 これには見直しました。大いに。
 個人的に善逸は禰豆子に一目惚れするだろうと推測しているのですが、これは惚れたとしても無下に否定は出来なくなっちゃいましたね~。



【背すじをピン!と】
 現実は厳しかった・・・。
 前回はあれほど素晴らしい、紙面から飛び放たれるかのような活き活きしたダンスを存分に魅せてくれていただけに尚更悔しいものがあります。

 唯一の救いはクイックステップの評価が満点だったという事でしょうか。
 「つちわたブースト」は、確かな必殺技として評価されたということですね。
 さて、後輩達の悔しさは先輩達が受け取りました。
 ここは是非とも「背負う者」の強さを見せつけて欲しいところです!!



【たくあんとバツの日常閻魔帳】
 麻狛のデリバリーサービス是非私もお願いしたい。
 ナデナデさせてくれるなら追加料金だって払いまっせ!!


 【ニセコイ】
 とうとう今週号で終焉を迎えました。
 ジャンプ史上、最長連載を記録したラブコメ漫画『ニセコイ』が。

 基本的にジャンプに掲載されている作品は全部目を通している栗うさぎ。
 『ソーマ』が始まるず~~~っと前からジャンプを読んできた身なので、必然的に『ニセコイ』も第一話からの付き合いでした。
 といっても、個人的にこの作品は良くも悪くもずっと冷めた冷静な目で見てきたのですがね。
 取り敢えずは最終話の感想から。


 最終話ということもあり、これまでの登場キャラの「その後」が描かれていた今回。
 個人的に評価したい「その後」は4つ。
 一つ目は楽が自分の家業を継いだこと。
 今だからぶっちゃけられますが、実は私は第一話の時点で既に楽という主人公に嫌悪感を抱いていました。
 何故なら、あれほど自分を慕ってくれている「家族」達だというのに、後を継ぐことで彼らを守ろうとする意思を持っていなかったから。
 しかも確かな目的理由もなく、ただ「普通がいい」という安易な理由で。
 その癖にマリー編では自分の家の特殊性を利用してマリーを匿おうとしてましたよね。
 責任は果たそうとしないくせに困った時には利用するとは随分都合が良い主人公だこと(怒)と、内心かなり不快だったんです。
 なのでこの点は個人的にスッキリできました。
 
 二つ目は鶫。
 初期の頃は「男」として闇の世界で生きてきた鶫でしたが、今は「女性」の魅力を活かす脚光を浴びる職に就いているとは・・・。色々と感慨深いものがあります。
 思えば、鶫は作中で一番変わったキャラクターだったかもしれませんね。(^^)

 そんな鶫とは反対に全然変わらなかったのがマリー。
 とっても良い意味で。
 これが満足できた点3つ目。
 この最終話においても、楽を超える素敵な人を探そうと積極的に、真っ直ぐに、笑顔で挑んでいく姿を見せてくれたマリー。
 私はマリーのそういうところがとても好きだったので、大変嬉しかったです。(^^)
 そしてその嬉しさを更に上乗せしてくれたのが、千葉県のYさんに違いない人との出会いが示唆されてくれたこと。
 もはやマリーファンの代表にして伝説であるYさん。
 手書きで1500票もの投票をやってのけたという伝説から始まり、アニメイベントでは花輪を贈り、マリーの誕生日にはお花だけに留まらず月の権利書やガラスの靴を贈るという、途方もない行動力を示してくださったこの方には私も驚愕しました。正直言って楽より遥かに素晴らしい人だと思います。
 そんな惜しみない愛情をマリーに注いでくださったYさんが、遂に次元を超えてマリーと出会えることに・・・。
 これは間違いなく、古味先生からYさんへの感謝でしょうね。
 お陰で私も心から安心できます。
 きっとマリーは幸せになれるであろうと。(^^)

 そして4つ目。
 まあこれはラブコメであったこの作品の集大成であるラストシーン。
 次第に近くなる楽と千棘の顔の描写には、純に赤面させられてしまいました。(///)
 改めて言います。
 ピュアラブ最高。

 というわけで、それなりにキレイな最終話だったかと。



 ・・・ふう。
 さて、それでは最初から最後まで読んできた一読者として、この作品に対する総括を述べてみたいと思います。
 相変わらずながら基本的に辛口な意見なので、それをどうかご了承ください。

 最初に言っておきますが、私は初期の頃から楽と結ばれるのは千棘になるだろうと思っていました。
 読切版のヒロインが千棘だったからとかいうそんな陳腐な理由ではありません。
 勿論個人的な好みも関係なしで、そう予想していました。
 何故なら。
 千棘は楽とぶつかりまくっていたから。

 これは私個人の恋愛観なのですが、
 恋愛というものはお互いが相手にどれだけ「自分」を曝け出せるかどうかだと思うんですよね。
 楽と千棘は出会い(本当は再会)が最悪だったからこそ、もうヘタな猫被りや取り繕いが通用しないという事で遠慮無しにお互いの短所を曝け出しまくっていました。それは「自分」を曝していると言えます。
 一方楽と小咲のやり取りはというと、お互いが好意を持っているうえに両者とも奥手ということで、常に相手にどう思われているかという気遣いばかり。それは「自分」を曝しているとは言えません。

 以前、某有名ジャンプ感想ブログ様にてコメントさせて頂いた際、小咲は恋人関係の「理想」、そして千棘は恋人関係の「現実」と述べさせて頂いたことがありました。
 夢のように満ち足りて幸せな気持ちが味わえるのが小咲。
 逆にすれ違いやケンカを繰り返し、それでも腐れ縁的に一緒にいてしまうという、現実的な関係にあるのが千棘だと。
 そんな風に小咲は「夢(幻想)」のヒロイン、千棘は「現実」を反映したヒロインだったとするならば、楽の気持ちの移ろいも説明できると思うんですよね。
 子供の頃の約束というただひたすら純粋で無垢だった想いから、生きていくうえで何度も味わう気持ちの屈折や迷走を踏まえた上での想いへと変わること。
 そんな「子供」のものから「大人」のものへと変わる恋を古味先生は描きたかったのかな~なんて勝手に解釈しております。
 
 そんなわけで、主人公楽とヒロイン千棘の着地点においては特にこれといったツッコミはありません。私がこの二人に全く思い入れが無いせいかもしれませんが。



 た・だ・し。



 小咲の描写は足りなさすぎでしょこれは!!!

 恋に破れたとはいえ、メインヒロインの一翼だというのに!!
 人気投票第1・2回目連覇という人気ヒロインだったのに!!

 私でさえこう思うのですから、これまでずっと真摯に応援してきた小咲ファンは相当悲しかったのではないでしょうか・・・?
 ファンの方々の気持ちを思うと、なんともやりきれないものがあります。

 これまでこの作品を大きく牽引してくれていたメインヒロインだったが故に、彼女の「これから」は読者の予想に委ねようとする意図だったのかもしれません。
 ですが、私から言わせればそんなのは読者への「丸投げ」です
 それぐらい、最終話における小咲の描写はあまりにも最低限なものでした。

 せめて表情を半分隠すことなく、全部描写してほしかった。
 最後くらい、幸せそうな笑顔を見たかった。
 一人で仕事に打ち込む姿ではなく、仕事仲間とでも友人とでもいいので、一人ではなく誰かと未来を歩んでいこうとする姿が見たかった・・・!

 はあ~・・・。
 小咲はマリーの次に好感の持てる子だったので、そこが非常に残念でした。
 ただでさえ小咲は大宇宙の意思?とやらで散々楽と思いが通じるチャンスを奪われてきただけに尚の事。

 ・・・いえ、そこ“も”残念だったと言うべきでしょうね。

 私がこの作品を終始冷めた目で読んでいたのは、好感が持てない主人公像もさることながら、全ての面において説得力や誠実さが感じられなかったからです。
 この作品の全ての始まりは、幼い頃の「約束」にありました。
 その「約束(の女の子)」を巡って非常に長い間スッタモンダが繰り広げられたというのに、最終的にはその「約束」を破ってしまうというこの酷さ。
 しかも一つではなく二つも三つも。
 なにが「ザクシャインラブ」やねん。
 なにが「愛よ永遠に」やねん。
 おまけにそんな昔からの約束を幾つも破っておきながら、更に同じ約束を繰り返すという。
 「ニセモノ」であった千棘との恋を「ホンモノ」にするためとはいえ、これは小咲サイドから見てみればいっそ薄情とさえ言えるかもしれません。


 とにかく深く読み込めば読み込むほど不満が溜まる。
 私にとってこの作品はそういうものでした。 
 いわば、この作品は「結果」に至るまでのプロセスがあまりにもペラッペラだったんですよね。
 その場しのぎの理由付けというか。ひたすら軽薄というか。
 目先の展開に右往左往するばかりで、主人公達の「成長」は全く感じられなかった。
 これが私のこの作品に対する総括的な感想です。

 それでも。

 この作品には、確かな魅力というものがあったと思います。
 それが「恋する女の子の可愛さ」。
 繊細さ。
 健気さ。
 慎ましさ。
 真っ直ぐさ。
 純粋さ。
 そういった女の子特有の恋心の描写は大変見事で、私も「おお・・・」と感心させられたものです。

 良くも悪くも大反響を巻き起こしたこの作品は間違いなく古味直志先生の代表作となったことでしょう。
 この作品で学んだことを糧に、また頑張ってくださることを祈っています。
 とにもかくにも古味先生、長い間お疲れ様でした!!




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『食戟のソーマ』第173話感想

2016-08-08 19:00:00 | 食戟のソーマ

 仕事が休みだったこともあって、朝イチで買ってきました今週のジャンプ。
 もうね。
 語りたくて堪りません。
 一言で言うならば
 ほっこりがいっぱいでした。(^^)(^^)(^^)

 すぐにでも述べたいのですが、取り敢えず今日は手を付けていた『ソーマ』感想の方からUPさせて頂きますね。
 ジャンプ感想の方は明日までにUP出来るよう頑張りま~す。





 週刊少年ジャンプ2016年31号掲載
 掲載順第7位
 第173話 【不平等】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いよいよ始まる進級試験。
 まずこの第一次試験は5人編成によるチーム戦とのこと。
 おおーー!!遂にきましたチーム戦!!

 で、創真と一緒のメンバーはというと
 アリス・黒木場・恵・吉野
 ほ~。恵以外のメンバーは創真と組むのが初めてな子ばかりですね~。

 セントラルの狙いとしては創真ら反逆者達は纏めて退学させやすいように、そしてえりなはセントラル側の学生達の班と一緒にさせて無事に合格させようとしている模様。
 なんとも露骨なやり方だこと。

 この時に、創真とえりなの目線が合っているのが良いですね。
 二人の目線の合致というと、私が思い出すのは第28話で朝食ビュッフェの課題が出された時。(単行本第4巻136ページ)
 今こうして見返してみると、二人の関係も随分と変わったものです。(しみじみ)



 この試験を取り締まるのは、広井というおばさん講師。
 どこかで見たような顔だと思ったら、第162話でえりなに話しかけていた、薊政権下の講師ですね。
 お題は「鮭」。
 広井が認められるレベルの鮭料理が出せれば合格とのこと。

 まずは「鮭」からスタートですか。
 北海道の食材としてまさに代表格の一つですが、黒木場と楠との食戟でも用いられたお題なだけに「またか」という思いは拭えないですね・・・。

 魚介のスペシャリストである黒木場や港町育ちの恵がいることから、「これは有利!」と吉野は希望を持ちますが・・・。
 案の定、そうウマい話ではありませんでした。
 反逆者である創真達は試験対策であった薊の特別授業を受けられなかっただけでなく、そのうえ・・・。

 広井の悪意に勘付いている創真の眼差しが良いな~v
 普段は天然気味だけど、大事なところで鋭い創真は本当にイケメンv


 配られた鮭に違和感を抱く創真。
 その違和感を黒木場は的確に察知します。
 なんと、創真達に宛がわれたのは最低レベルの品質である“ホッチャレ”という鮭でした。
 他の班の鮭は最上レベルのものだというのに。

 そのホッチャレというものはかなり食用には向かないらしく、創意工夫で安物の食材を美味しく化けさせる術に長けている創真でさえも難しいとのこと。
 これは珍しい展開ですね。
 創真の得意技が通用しない食材があるなんて。

 でも、そんな低品質な鮭でも捨てずにちゃんと後で食べようとする創真に尊敬するやら感心するやら。
 創真のこういう物事を無駄にしない姿勢本当に好き。



 そんな窮地に立たされた創真達を嘲り笑う、周囲の生徒達。
 ・・・・・・・・・・。
 ちょっとここは見過ごせない不快点です。
 広井だけでなく、他の生徒達まで創真達の落第を望むというのはいかがなものかと。
 それだけ薊の洗脳的支配が広まっていることを描きたかったのでしょうが、この部屋には秋の選抜の美作戦で創真から包丁を返して貰った生徒もいた可能性があるわけじゃないですか。
 それなのにこんな描写を入れてくるのは、あまりにもモブ生徒達の格を落とし過ぎだと思います。
 仮にもここまで生き残った生徒達なのですから、彼らの人間性を最低限は保持してもらいたいですね。



 広井曰く、創真達個人で鮭を入手してきても構わないが、旬をすぎているため合格レベルの鮭はもう絶対に手に入らないとのこと。
 あ~~~不快すぎて胸焼けしそう。
 アーンド
 ここの発言バカすぎる。



 あまりに理不尽なセントラルの仕打ちに絶望する吉野。

 ですが。

 創真はえりなから事前に受けていた勉強会で学んだ事から、何か対策を考え出した模様。

 えりなみたいに声高にリーダーシップを宣言するタイプもそれはそれでいいけど、やっぱり私は創真のように静かにリーダー性を漂わすタイプの方が好み。
 というわけで。
 創真がアリスと黒木場それぞれに問うシーンにめっちゃ興奮。
 魅せ方が上手すぎます。卑怯なぐらい上手すぎますよ附田&佐伯先生!!(o(><o) (o><)oo(><o) (o><)o)

 ラストカットもこれまた素晴らしい。
 黒木場もアリスも強者の箔を醸し出していながら、創真も彼らの“中心”として確かな存在感を放っているのが痺れる憧れる!!

 さて、創真達は一体どんな方法で活路を切り開くのでしょうか?

 

 


 

 

 きた。



 きた。



 きたよ。



 きましたよ。



 キターーー!!!チーム戦!!!(><)



 団体戦をずっと待ち望んでいた私にとって遂にこの展開がやってきました!!
 恵とはもとより、月饗祭編でタクミ・郁魅・イサミ・美作とも共闘した創真でしたが、今回遂にアリス&黒木場とも組むことに!!
 アニメのタイミング的にも丁度でしたね☆
 いや~~~彼らとも共闘することになるとは・・・(しみじみ)。





 ・・・と、素直に盛り上がりたいところなのですが・・・。





 セントラルの嫌がらせがあまりにもチープすぎて全然盛り上がりません。



 まあ、創真達がどれだけのアウェイに立たされているかという状況説明のためではあるのでしょうがね。(そのために、読者の視点役として吉野がチームに入っていたのでしょうし)
 こういう極端な悪役の登場は今に始まった事ではありませんし。
 所詮セントラルの講師陣は、低俗な地上げ屋や堂々と八百長をやらかす奴らと同レベルというわけです。



 敵があまりにも三下な分、逆に創真達の合格が確信できてしまう展開ですが、果たして創真達はどんな策を思いついたのでしょう?
 どうやら創真達はこのホッチャレは使わず、別の鮭を探しに行く模様ですが・・・。
 アリス・黒木場・恵と、北国育ちが全員チーム内にいる時点で既に心強いですね。
 特に恵や黒木場は漁業組合とコネクションがありますし、そこを中心に活躍してくれそう。
 吉野は・・・果たして?


 なにわともあれ、創真達のチームプレイに期待しましょう!! 

 

 


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○○周年記念がわんさか。

2016-08-06 11:00:00 | アニメ感想

 忙しさを理由に、書きたいことも満足に書けていない日々が続いております。
 遂に8月に入りましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 攻撃的なほどに暑い日々が続いておりますが、どうか御自愛くださいませ。



 それにしても今年は随分と色々な面でメモリアルイヤーのようですね。
 個人的に気になるイベントや出来事が次々と起こって、戸惑うくらいです。

 まずは皆様ご存知の通り、ディズニーシーが今年で15周年☆
 私が個人で初めてシーに出掛けたのが10周年記念の時だったんですよね。
 そして見事にディズニーの“魔法”に掛かってしまったという(笑)。
 イチオシのショーである「ビッグバンドビート」がリニューアルされたこともありますし、出来れば今年中に行きたいと思っております。

 そんな私にディズニーへの興味を持たせたそもそもの切っ掛けが『キングダムハーツ』でした。
 その『キングダムハーツ』も来年で15周年☆
 
ということで、オーケストラコンサートが開催されるとのこと!
 しかもワールドツアー!わーお!
 これは是非とも行きたいところ!!
 ま、チケットが手に入ればの話なんですが★

 ある意味一番驚かせられたアニバーサリー作品が『カードキャプターさくら』!
 連載開始から今年で20周年を記念して、なんと再び続編として連載開始!!
 これにはマジでビックリでした。まさかあの大団円のラストから続けてくるとは。
 当時一世を風靡し、漫画家集団「CLAMP」の代表作の一つと言えるのが、この『カードキャプターさくら』。
 私は(己の性別を無視して)少年漫画をメインに読んできた人間なのですが、そんな中で初めて単行本を全巻揃えた少女漫画がこの作品だったのですよ。
 この『カードキャプターさくら』。そしてもう一つの有名作である『フルーツバスケット』。
 これら二作品が、私の恋愛観の礎を作ってくれたと言えます。
 しかも連載開始早々にアニメ化の計画も始まっているとのことで。
 なんという優遇ぶり。
 でも確かにそれに見合うだけの作品ですものね。
 多分映画化もいけるんじゃないですかね~この作品なら。
 ということで、この作品の感想も書きたいと思っています。
 といっても、今のところ『ソーマ』の感想で正直手一杯なため、単行本感想として述べていければと考えています。
 そういえば『ソーマ』の単行本感想も随分溜まってしまっているな~・・・。
 こっちもできれば少しでも書き進めたいと思ってはいるのですが・・・う~ん。

 そして。
 
同じく20周年を迎える漫画がもう一つ!
 それが『最遊記』!
 ・・・はい。
 上の『カードキャプターさくら』とは全ての意味で真逆の作品です。
 基本的に脳内お花畑な私ですが、こういう作品も読んでいるのですよ、一応。
 私はこの作品で「男の世界」というものを知りました。
 そんな『最遊記』も来年始めに幕張メッセで大原画展が行われるとのことで、興味シンシン。
 「CLAMP」の作画も大変素晴らしいのですが、この作品の作者であらせられる峰倉かずや先生も魅せられる絵を描かれる方なんですよね~。

 アニバーサリーはまだ続きます。
 スタジオジブリが設立から30年!!
 ということで、六本木ヒルズで大博覧会が行われているというじゃありませんか!!
 ドラえもんと、そしてジブリ作品と共に育ってきた私にとって、これは行くっきゃない!!
 その気になれば日帰りで行ける距離ではあるのですが・・・。
 今は絶賛夏休み期間中ですからねえ~~~(汗)。
 わざわざ人口密度が普段以上に高い時期に行くほどの度胸は無いものでして・・・。
 なので、このイベントは夏休みが終わった頃に行こうと計画しています。
 
 更に。
 それ以上のメモリアルを迎えるのが『ぐりとぐら』!
 なんと誕生から50周年!!
 これは感慨深い・・・。
 本を通して私に食べ物への興味を養ってくれたのは、他ならぬこの『ぐりとぐら』でした。
 幼い時に、もう毎日何度も何度も何度も読みましたっけ。
 今でも惹かれます。
 あの死ぬほど美味しそうなカステラには・・・!!(>¬<)
 ひょっとしたら今こうやって料理漫画である『ソーマ』に嵌っているのも、『ぐりとぐら』からの影響があるかもしれませんね。
 これも現在展示会を行っているとのことで、今月末に母と一緒に見に行く予定です。


 まあ~、こうして改めて纏めてみると・・・。
 ホントたまげる。
 まるで狙ったかのように、今年は私にとってアニバーサリーな催しが目白押しになっています。
 ただでさえ仕事の面においても今年は特に忙しいというのに・・・。
 果たしてこれらアニバーサリーを一体幾つ制覇出来るのやら。





 さて、それでは。


 【『食戟のソーマ 弐ノ皿』第五話 ちょこっと感想】
 至高の前回と比べすぎては失礼と思いつつも・・・。
 ちょっと今回は作画の面で“波”が目立ちましたね。
 随所でちゃんと綺麗な作画が挟まれつつも、その一方で粗めの作画も目立っていたというか。

 今回も結構ダイジェストな展開ではありましたが、今回は前々回のような残念さはあまり感じませんでした。
 何故なら、その省略された部分のほとんどが創真至上主義者な私にとって原作で不快に思えた部分ばかりだったからです。
 遠スポの創真への中傷記事。
 早津田の失礼さ。
 えりなの蔑み。
 そういった諸々の不快さが最低限に抑えられていたお陰で、割と気分を害することなく視聴することが出来ました。
 特に早津田みつるの余計な発言がカットされていたのは良い改正でしたね。
 おそらく附田先生の狙いとしては、恵の代わりに「読者の目線になって、作中キャラの言動や場の状況に疑問や狼狽を行う役割を担うキャラ」として早津田みつるというキャラを用意したのだと思います。
 その際に、この作品のキャラほぼ全てに共通している「創真との相似性」として、「悪気無しに失礼な発言をする」という点をキャラクター構築時に用いたのではないのでしょうか。(本当は創真は、一見失礼なようでいて実は発言を気遣っている子なのですがね)
 ですがそれが大失敗。
 ただでさえ創真の料理人人生が懸っているという大勝負を前にして、ぽっと出の新キャラがしゃしゃり出てくることへの不快さ。
 美作からのスパイではないのかという不信感。
 そんな状況と、結果的に早津田がやらかした失態も相まって、早津田は「悪気無しのトラブルメーカー」というかなりマイナスなイメージが読者に抱かれてしまったと思うんですよ。
 正直言って、私も早津田は好きではありません。
 「アンタ創真のこと褒めてんの?それとも貶してんの?」と、モヤモヤした怒りをずっと抱きながら当時は読んでいましたっけ。
 なので、アニメの早津田は創真への失礼発言を全然口にしていなかったことから、普通に「創真を尊敬してくれている後輩」として好意的に見ることが出来ました。(^^)
 私にとって創真の傍にいることを許せる人物というのは、どれだけ創真の役に立てるかどうかではありません。
 どれだけ創真を理解し、足を引っ張らないでいてくれるか。
 それが大事なんです。

 創真と仲間達の交流や審査員達のやり取りも大幅にカットされていましたが、この点は残念に思えた人も多かったかもしれませんね。(私は角崎タキの物騒さは嫌いだったので、あまり気になりませんでしたが)
 審査員達の描写は次回に期待することにしましょう。

 それと、今回もアニメスタッフさんのさり気ない仕事の良さが仕込まれていましたね☆
 それは四宮の手元にあった資料。
 原作派の人なら気付くという、大変粋な伏線でした♪



 そういえば、アホ丸だしで大騒ぎしたEDですが、各回毎に花畑で横たわっているキャラが変わっていますね。
 最初は創真。
 次に恵、前回はタクミ。
 で、今回はえりな、と。
 ・・・えりなはこのEDには相応しくないのでは?
 だってえりなはまだ敗北も、ある意味での“死”も経験していないというのに。
 まあ、これは多分8月3日に発売されたばかりである、このEDのテーマ曲『スノードロップ』と関係しているのでしょう。
 この曲のアニメジャケット盤はえりなでしたから。
 こういう切っ掛けでもないと、このEDにえりなは出させられなかったんだろうな~。

 あ、ちなみに。

 横たわっている創真と恵のポーズ、同じでしたね。(ニヤリ)

 


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