敵はいない。いのちはひとつだから。

私たちは日々暮らしの中で、どこかに敵を作っていることに気づきます。例えばゲーム、仕事上の上司や同僚、常識知らずの人…など。自分の思いに反する他を否定し葛藤していることに気づきます。

人は自分が正しいと思って生きています。その信念とは揺るぎないもので、人は正しさのために闘ってきていると言えるでしょう。例えば、それが輪廻転生の中で脈々と受け継がれてきていて、仇討などもその中の一つですね。

どのような理由にせよ、人の想念の中に葛藤・敵対する相手がいる限り、戦いや戦争は現実に現れてくるものです。しかし、本来戦うための敵などいないのです。私たちの想念という幻が敵を創造しているだけなのですから。

どんな悪人でも、私たちは一人ももれることなく、ひとつの大いなるいのちを共有しています。

子孫を戦地へ行かせないためにも、現実生活において心の中に敵を作っていることに気づきましょう。そして、心の中で戦いや葛藤する癖に光を当てましょう。

戦いや葛藤の癖があったとしても、そこに良い悪いという判断をせず、あるがままの自分を受け入れ許しましょう。

戦いは終わりにしましょう。




あるがままで