*バラ色のはずが…旗振り役が「公約」を反故
朝日新聞デジタル 6月28日 5時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000008-asahi-int
国民投票前と後で変遷したEU離脱派の主張 ↑(クリックどうぞ)
国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めた英国で、離脱派が語っていた「バラ色の未来」が急速に色あせている。旗振り役の主な政治家が、投票に向けた運動で語ったことの誤りを認めたからだ。「公約」を反故(ほご)にするような動きに、残留派からは不満が噴出している。
離脱派は運動中、EUを離脱した場合、英国がEUに拠出している負担金が浮くため、財政難にあえぐ国営の国民保健サービス(NHS)に「週当たり3億5千万ポンド(約480億円)を出資できる」としていた。離脱運動の公式団体の宣伝バスに大きく印刷され、スローガンとなった。
指導者の一人、英国独立党(UKIP)のファラージ党首は24日に英メディアで、負担金の予算が浮くと主張したが、その使途は確約できないと語った。このスローガンは「離脱派の過ちだった」とも発言した。
保守党のダンカンスミス元党首も26日、出演した英BBCの番組で「自分は言ったことはない」と発言。NHSのほか、教育予算や研究助成金に上乗せできるとした主張は「あくまでも可能性の話」と述べた。
こうした動きに、親EUで若者の支持率が高い自民党のティム・ファロン党首は、「離脱派キャンペーンはうそによって人々の怒りをあおった」と批判した。(転載終了)
*「再投票を」署名376万人超 残留派、英議会へ請願
朝日新聞デジタル 6月28日 2時42分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000005-asahi-int
英国民投票で僅差(きんさ)で敗れた欧州連合(EU)残留派は、国民投票のやり直しを求めるなど抵抗を続ける。投票の再実施を求める英議会への請願の署名は、400万に近づいている。
英議会では、ウェブサイト上で請願を受け付けている。国会論戦に国民の声を反映させる仕組みだが、離脱が決まった24日朝から、投票の再実施を求める請願に署名するためのアクセスが殺到。一時はサーバーが停止する事態になった。27日午後5時(日本時間28日午前1時)現在で署名は376万人を超えた。
残留支持が多かったロンドンでは、「EUにとどまるには英国から独立するしかない」との極論も飛び出す。サディク・カーン市長に「独立宣言」を求める署名サイトも登場しており、27日午後5時時点で17万人以上が賛同した。
(転載終了)
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闇にコントロールされた英国独立党は、国民からの信頼はもう取り戻せないでしょう。
ただ単にやり直し国民投票の請願数が増えるだけなら、再投票の可能性は低いけれど、離脱派のリーダーが投票直後に公約を撤回・反故するとなると、また話しは別になってくるのではないでしょうか。
不平不満は増すばかりですね。
混乱をおさめるためには、総選挙で首相を決めるか、再国民投票が実施される可能性が高くなりそうです。
さて、またまだEUから目が離せませんね。
あるがままで