*オバマ大統領>伊勢志摩サミット時に広島訪問検討中
毎日新聞 3月23日 15時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160323-00000056-mai-int
ワシントン西田進一郎】米国務省で核軍縮などを担当するガテマラー次官(軍備管理・国際安全保障担当)は22日、オバマ大統領が主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせて5月に訪日する際、被爆地・広島を訪問する可能性について「ホワイトハウスが検討中だと承知している」と述べた。毎日新聞など一部記者団との懇談で語った。
【写真特集】広島、長崎に原爆(2011年8月掲載)
ガテマラー氏は昨年、米政府高官として初めて広島、長崎で「原爆の日」の式典に参列した。懇談では、被爆者から直接話を聞いたことや被爆者から若い世代まで全世代が記憶を共有していることなどに触れ「非常に感動的な経験だった」と振り返った。
そのうえで、大統領の広島訪問について「大統領日程を決めるのはホワイトハウスで、私がコメントするつもりはないが、検討中だと承知している」と語り、検討の過程にあることを明らかにした。
「核兵器なき世界」を提唱した大統領の任期も残り約10カ月。日米外交筋によると、米政府は日本国内・政府などからの訪問実現への期待を理解するとともに、米国としても訪問の意義があると認めているという。
ガテマラー氏は、自身の被爆地訪問には、広島や長崎はもちろん第二次世界大戦による全ての犠牲者を追悼する意図があったと説明。大統領が訪問すれば「このことはホワイトハウスが強調したい点の一つになるだろう」と語った。
ただ、米国内では原爆投下を正当化する考えが根強く、米国内の保守派や退役軍人団体などからの反発があがることが予想される。また、11月の大統領選に向けてオバマ政権の外交政策を厳しく批判する共和党が攻勢を強めることも懸念材料になる。
懇談後、ガテマラー氏は「大統領は国内保守派の反応を懸念しているのか」との質問に「私が言えるのは、大統領は(被爆地を)訪問できれば光栄だと語っているということだけだ」と述べるにとどめた。
サミットに先立つ4月には、ケリー国務長官が外相会合のため広島を訪問する。大統領の訪問についてはこれらを踏まえて最終判断する方向だ。
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米国大統領としては88年ぶりにキューバを訪れたオバマ大統領は、習近平国家主席とも会談を控え、残りの任期を勢力的に仕上げをしている様子です。
そして、オバマ大統領という平和の使者によって、世界はまた一歩核なき地球へと踏み出そうとしています。
前回は、日本の外務省の妨害によって実現しなかったと言われているオバマ大統領の広島長崎の訪問。
*~核なき地球へ~オバマ大統領の広島長崎訪問は実現する
*G7外相、広島平和公園訪問へ…核保有国で初
読売新聞 3月22日 17時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160321-00050106-yom-pol
【パリ=森藤千恵】政府は4月に広島市で開かれる先進7か国(G7)外相会合に合わせ、核を保有する米英仏3か国を含む各国外相を平和記念公園に招き、核軍縮・不拡散に向けた関連行事を開催する方針を固めた。
複数の政府関係者が21日、明らかにした。核保有国の外相が同公園を訪問するのは初めて。
関係者によると、参加国の外相は同公園で献花を行うほか、被爆資料を展示する広島平和記念資料館を見学する方向だ。各国外相の同公園訪問は、広島選出の岸田外相の強い意向によるもので、核軍縮・不拡散に向けた強いメッセージを、国際社会に発信する狙いがある。
(以下省略)
あるがままで