第134回目 内在する闇を認める

自分の中に煩悩やネガティブに陥り易い性質に気づいてくると
その性質は必死に、スピリットの中に居座ろうとします。

ですから色々なネガティブな思考を引き寄せ
光を排除しようとするのでしょう。

自分自身のあるがままを認めることができないのは
煩悩が認めさせないということに気づきましょう。

人の内側には
光も闇も内在しています。

自分に内在する闇や
世界に蔓延る闇の存在を
排除したい
認められない。
何故でしょうか？

それは
闇があることは悪いことで
悪は許したり認めてはいけないという
戦争殺戮を愛した社会の
常識化した観念によるものからです。

悪をことごとく倒す正義のヒーローが
美化されてきましたね。

お気づきですか？
ここ大切です。
悪は許したり認めたりしてはいけない？
認めたら世の中悪だらけになってしまう？

ここに見えない、闇の罠があることに
気づいてください。

心の目でよく観て下さい。
悪があるから善が存在するのではないですか？
闇があるから光が存在するのではないですか？

正義とは悪を排除するための道具ではありません。
悪と戦うための大義でもありません。

正義とは本来、悪を愛して調和に導くことの正しさを意味します。
だからイエスは本当の意味で正義の味方だったのです。

ではどうやったら闇や悪を認め愛することが
できるのでしょうか？

光も闇も
善も悪も
自己に内在する細胞の一つ

として捉えると調和できるでしょう。
排除することは調和できない
破壊を意味します。

闇や悪の想念が自分に内在していても
愛や善の想念を常に自己選択できれば
闇や悪が自分の中で猛威を振るうことは
無いはずです。

己の行動を決定する
想念の司令塔は
自分自身です。

すべては内側で
自分がコントロールすればいいことです。

人類一人一人が、どの瞬間も
愛と調和を導く心の選択をすれば
思いは現実になる…という
宇宙法則に基づき
世界は愛で満たされます。

ですから、外の世界にある闇に翻弄影響
されることのないように
不動なる愛に繋がることが大切なのです。

自分が何を選択するか？で
すべてが始まり
すべてが決まります。

闇や悪は自己に内在してもいいんです。
それを自分が選択しなければ
いいだけのことだったのです。





ありのままで