あまねのにっきずぶろぐ

1981年生42歳引き篭り独身女物書き
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

菜食への移行によって不調になる理由(前半)

2018-05-07 21:43:55 | 食と社会問題

菜食実践者が不調に見舞われるケースというのはネット上にも探すとたくさん出てきます。

菜食実践者自体が世界ではまだ少数派であるため、何人かの菜食に失敗した人の話を聴いただけで、やっぱり菜食は身体によくないんだなという安易な偏見を人は持ちやすいのではないかと想います。

2015年の9月から完全菜食を実践しているわたしが考え続けて導きだした「菜食への移行によって不調になる理由」をまとめてみたいと想います。

わたしは2012年の2月に突如Vegan(完全菜食者)になり、その約5ヵ月後には魚介類も食べるペスク・タリアンとなりましたが、どうしてもVeganに戻りたくて、2015年の9月からまたVeganを続けています。

わたしは2012年の2月に初めて突然、畜肉、魚介類、乳製品、卵、蜂蜜を完全に断ったのですが、不調と感じる症状は一切ありませんでした。

そして2015年の9月にVeganに戻ってからも菜食によると考えられる不調は感じたことはありません。

肉食の頃は頻繁に起きる一日中続くしつこい頭痛と、一日目は寝込むほどの重い生理痛の症状が毎月ありました。

その度に鎮痛薬を飲まないではいられず、鎮痛薬は常備していないと不安な日々でした。

ところが、わたしが2012年2月にVeganになり、その後もずっと、このつらかった頭痛と生理痛からすっかりと解放されたのです。

つまりVeganを断念していた期間の、魚介類も食べていた時期も、この二つの苦しみから解放されていたということです。

ただいつ頃からすっかりと解放されたかは憶えていません。でも結構早い段階で効果が出てきたような気がします。

さらに、わたしは胸にいくつもの良性のしこりがあり、このしこりが特に牛乳をよく飲んでいた時期に、ものすごく痛み出して、病院で診て貰ったことがあります。

で、良性であるから今のところは心配はないと言われたものの、良性のしこりから、悪性のしこりになる可能性はあるので、ずっと心配だったのです。

その持続するしこりの痛みまでもがですね、畜肉、乳製品、卵を断っただけでなくなりました。

特に乳製品が悪いと考えています。(一度チーズを食べてしまった月に生理痛がのたうつほど重かったことがあります)

(追記文:書き忘れてしまいましたが、わたしが断ったのはそれらと同時に人工添加物と白砂糖もです。でも2016年に砂糖入りのチューハイを毎日飲んでしまった時期があり、その時に重度の膝の関節痛が生じて苦しみました。その関節痛を初めての断食経験によって見事すっかりと治しました。その体験談の記事も御興味ありましたら御読みください「俺の断食日記」

あとはお酒も悪いと感じています。飲みすぎると少し痛むことがあるからです。

そういった体調面だけで考えても、不調よりも快調となった部分がいくつもある為、わたしは何を言われても畜肉、乳製品、卵を摂取する食生活には戻ることはまず考えられません。

なので前置きが長くなりましたが、菜食に移行したことによって不調の症状は一切感じなかったわたしが考え続けて導き出した「菜食への移行によって不調になる理由」を、挙げていきます。

 

 

 

プラシーボ効果による理由

(あらゆる思い込みによる不調の症状、

例:”動物性のものを食べなくては健康になれないのではないか”という不安を抱えた状態で菜食へ移行することでその不安の通りの結果を招くという効果)

まず一番に考えられるのは、不安や心配を抱えた状態で菜食に移行することで、その不安や心配通りの症状が現れるという”プラシーボ効果(思い込み効果)”による原因が高いのではないかということです。

不安や心配っていうのはそれだけですごいストレスですから、そのストレスによっても不調が起きることは十分在り得ます。

そしてほんのちょっとでも不調が起きた場合、ああやっぱり菜食にしたからなんじゃ…とより不安になりますから、その不安の「やっぱり菜食は健康ではないんだろう」という思い込みによってもその通りの結果を現実に引き寄せてしまうのです。

これが人間に元から備わっている”自分が信じていることを経験する”能力というものだと想っています。

だから菜食に移行する際に絶対的に必要な意識は、「菜食になると絶対に健康になる」と信じきることなんです。

絶対的に正しい知識も根拠も情報も、この世界には存在しません。

「菜食になると絶対に健康になる」根拠も証拠も、「肉食を続けると絶対に健康になる」根拠も証拠もどこにも存在しない世界なのです。

ただこの世界は肉食者が圧倒的に多数派であるため、あたかもその食生活が正しいだろうと思い込むほうが容易であるのです。

肉食のほうが正しいのではないかとどこかで想いながら菜食を実践して不調に見舞われたから肉食のほうが正しいと判断するのはあまりに馬鹿げているとわたしは想っています。

菜食を実践するからには、菜食で必ず健康になってみせると自分の力を一番に信じてください。

わたしは菜食になる以前から特に畜肉の害が人間にとって明白なものだと感じていた為、肉を食べても心から満たされることはありませんでした。

それが完全菜食になることには全くの不安がなかったのです。

植物の力だけで生きてゆく、植物だけで自分の身体を作ってゆくとは、未知の世界の体験であり、わくわくしていましたし、今でもわくわくとしています。

どの植物を摂ると、どんな変化が起きるだろうかと常にわくわくして新しい植物を試して摂取しています。

それほど植物は種類が多く、肉や魚などを色んな味や料理で食べる喜びよりもずっとずっと深い喜びです。

どの植物が自分に合っているかを見つけ出すことが喜びになっているのです。

この探索のわくわくしたときめきは死ぬまで続くでしょう。

 

 

 

植物で補える肉の代替の栄養素を植物で補えていない為(完全栄養素の揃った栄養バランスの良い植物を摂っていない為)

 

次に考えられるのは、肉の栄養素は植物でもしっかりと補えるのに、その植物を摂取できていないことによる不調が起きているのではないか。

不摂生で極端に栄養の偏る食生活をしていた月の不調とその挽回について書いた最悪な食べ物による人類の報いとは

の記事も良かったら御読みください。


9つの必須アミノ酸すべてが、ほぼ同量に含まれている”完全たんぱく質”は動物性は牛や卵がそうであるようです。

植物で摂れる完全たんぱく質には

・キヌア
・ヘンプシード
・チアシード
・大豆
・米と豆の組み合わせ

などがあるようです。

完全たんぱく質は毎日摂る必要はなく、人間は体内に数日間蓄積できる能力があると言われている。

現代人はたんぱく質(エネルギー)の摂り過ぎであるようです。


たんぱく質を摂りすぎていませんか?

たんぱく質を多く含む食品は同時に脂質も含むこと、たんぱく質自体もエネルギーをもつ栄養素であることから、エネルギーの摂取過剰になったり、他の栄養素とのバランスが崩れたりする可能性があります。

長期間にわたり過剰なたんぱく質を摂取すれば、骨量の低下や糖尿病、心血管疾患になるリスクの増大なども懸念されます。

国では、たんぱく質の摂取量の上限を設けてはいませんが、エネルギー比率が20%を超えた場合の安全性は確認できないとして、注意を呼びかけています。


 

植物性たんぱく質は脂質がほとんどないため脂質の摂り過ぎにはなりにくい。

脂質の摂り過ぎは、肥満やメタボリックシンドロームの原因となり、冠動脈性心疾患などの健康リスクを高めることが示されている。

たんぱく質を摂るために肉や乳製品や卵や魚を食べるっていうのは同時に脂質もすごい摂っていることになり、エネルギー(たんぱく質・脂質・炭水化物の栄養素)の摂り過ぎになります。

 

 

 

 

 今まで食べてきた畜産物や魚介類、またその成長ホルモン剤や抗生物質や、農薬や化学肥料、添加物などによる体内毒素が体内に蓄積している為、その毒素によって植物の栄養素を吸収しづらくさせている為

 

次に考えられるのは今まで食べてきたものと共に摂取し続け蓄積し続けてきた毒素によって、植物の栄養素が吸収しづらい身体になっているからではないか。

でもその毒素っていうのは、動物性のもの自体が毒素であるのです。

動物性たんぱく質や動物性脂質は悪玉菌の餌であって腸内に悪玉菌を増殖させ、腸内に腐敗菌が増え、毒性のアンモニアやアミン、硫化水素、インドールなどの有害物質や、発がん性物質が増える。

この毒素によって腸の消化・吸収力が低下すると、栄養素が全身に行き渡らなくなる。

これらの有害物質や発がん性物質は、腸から吸収され、血液を介して全身へ運ばれる。

それによって免疫力が低下したり、生活習慣病を引き起こす。

だから善玉菌を増やすためにヨーグルト等の動物性乳酸菌を摂るっていうのは善玉菌を増やすと同時に悪玉菌を増やす成分も摂っているので効率が悪いわけです。

腸内環境を良くする為には植物性の乳酸菌大豆由来の醤油、味噌、納豆、漬物、甘酒、テンペ、ザワークラウト、ビネガーなどの発酵食品)を含む食品や食物繊維の豊富な野菜を摂るほうがずっと良いのです。

 

 

 

農薬や化学肥料によって植物の栄養素が破壊されている為(栄養素が半分以下になっている植物もあります。その為にもできる限りオーガニック、自然栽培の植物を摂る必要がある)

大量生産されている農薬、化学肥料を大量に与えられた植物は栄養素が半減していたり減滅しています。

だから必要な栄養素を摂ろうとすると量を多く食べなくてはならず、過食によっても消化機能を疲弊させて免疫力を低下させ、不調に見舞われるのです。

わたしはでき得る限り他を節約してでも、オーガニック自然栽培(無農薬・無肥料)のものを買うように心掛けています。

近所のスーパーには売っていないので、全部ネットで宅配してもらっています。

以下はわたしが買っているネットショップの紹介と製品の紹介です。


そらの野菜さんは一番良く買っているお店です。自然栽培のお米や調味料も豊富で野菜セットと一緒に買えるので助かっています。

そらの野菜



リーフ野菜はクリーンルームのものを買っています。(クリーンルームでも栄養価は変わらないと言われています。)

安心安全な野菜クリーンリーフ信州 - 楽天市場



油は最近、これを使っています。癖がなくてほのかに甘い感じのするとても美味しいオイルです。

CRUDIGNOイタリア産有機ヴァージンひまわり油




スーパーフードのキヌアとアマランサスもAmazonで買っています。

KIRKLAND (カークランド) オーガニック キヌア 2.04kg




あとはわたしはアメリカのiHerbで、月に一度に配送してもらえる金額ぎりぎりの1万4千ほどの商品を購入しています。

「この商品は、ご指定の配送会社、またはこの目的地への発送はできません。 その他の配送会社または別の目的地を選択してください。」と出た場合、別の配送会社を選択すると買える物があります。)




野菜ブイヨンはこれとか使っています。

Better Than Bouillon, オーガニック、野菜ベース



オーガニック豆腐も売っています。国産大豆ではないので安いです。

Mori-Nu, オーガニック絹ごし豆腐



オーガニックのグルテンフリーのパスタも安く購入できます。
Andean Dream, キヌアパスタ、フジッリ、8オンス (227 g)



Jovial, ブラウンライスパスタ、フジッリ 、グルテンフリー、12 oz (340 g)



スパイスはいつもこのメーカーのものを買っています。

Simply Organic, 万能シーゾニング 2.08 oz (59 g)



このゴマペーストでベジ担担麺とか作って食べるととても美味しかったです。

Kevala, オーガニックゴマタヒニ 16 oz (454 g)




多くのココナッツ産業では猿がココナッツの実を摂る奴隷のように扱われています。

ココナッツオイルと猿の虐待


猿や子供に労働させていない会社のリストが載せられていますので御参考にしてください。

そのリストにも入っているArtisanaのココナッツオイルを買っています。

Artisana, オーガニックス、生ココナッツオイル、バージン、14 液量オンス (414 g)




ちなみに食品ではありませんがVegan、動物実験なしの歯磨き粉はこれが一番気に入っています。
Heritage Store, IPSAB、ホワイトニングトゥースペースト、フレッシュミント、4.23オンス (120 g)

 

 

 

HTMLエディターを使いすぎて文字数が足りなくなったので二回に分けて投稿いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 



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