⑤急な食生活の移行によって必要な栄養素を作る腸内細菌が不足している為(植物だけで栄養を十分に吸収するためには腸内環境を良くする必要がある。たった数ヵ月や数年の菜食実践では腸内環境が良くならない程に動物性の体内毒素が蓄積している可能性。体内毒素を完全に排出する期間は数年を要するかもしれません)
体内に大量の毒素が蓄積している場合、数年の菜食実践でも劇的な効果は見られず、不調に見舞われることがあるかもしれません。
でもそこで諦めると、そこからさらに毒素を蓄積し続けるわけですから、考えたら恐ろしいことです。
体内毒素を排出している期間の不調は”好転反応”と呼ばれています。
オーガニック カフェ 嘉利(かりぃ)さんのマスターさんも完全菜食へ移行するまでにものすごい苦しい好転反応を繰り返し経験して、見事乗り越えていらっしゃいます。
わたしが畜肉、乳製品、卵、人工添加物(化学調味料)、白砂糖を同時に断ったことは正解であったように感じています。
残るは魚介類ですが、これは緩やかに断っていくほうが人によっては良いのかも知れません。
その間に必要な栄養素の知識もたくさん学んでゆけるはずです。
花粉症は肉食時代に一度だけ軽いものを経験していますが、風邪はインフルエンザ含めもう10年以上掛かっていません。
入院したこともありませんし、大きな病気に罹ったことも一度もありません。
⑥動物性食品の中毒症状によって禁断症状が起きている為(グルテン中毒や白砂糖中毒や人口添加物中毒もあります)
アルコールやドラッグでも中毒になるとそれを断った時に禁断症状に見舞われます。
脂質と炭水化物と糖質が合わさると中毒になりやすいと言われていますが、わたしもまさに先月はヴィーガンジャンキーな生活でした。
それは色んな予期せぬ支出で生活費が三万円しかなかったからで、ベジタリアンインスタントラーメンが美味し過ぎて、そればかり食べていて、ストレスも多くて不整脈も再発しました。
植物性脂肪でもこれだけ危険な中毒症状が起きるので、それ以上の脂質の高い動物性食品と炭水化物、糖質が合わさるとこれは危険な麻薬並みと言って良いです。
なのでドラッグジャンキーやアルコール中毒症の人がたった数日や数週間で禁断症状を抜けられないのと同じで、動物性食品中毒もまた抜けるためには数ヶ月、酷い人は数年掛かるかもしれません。
その間は様々な苦しみに地獄を味わうのかもしれませんが、そのまま続けていくともっと苦しい病魔の苦しみに侵されて行くのかもしれないのです。
グルテンや白砂糖や人工添加物、化学調味料も中毒になりやすいため、菜食へ移行すると同時に気をつける必要があります。
「アミノ酸等」と「アミノ酸」は全く違います。遺伝子組み換え技術を用いた菌からできた味覚を狂わせる化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)とは、やっぱり完全に縁を切ったほうがいい本当の理由。
「アミノ酸等」と「アミノ酸」、どちらも大変危険性の高い添加物です。
調味料(アミノ酸等)やたんぱく加水分解物などには肉や魚の成分が入っていますが、これは大変な大量生産された代物で「レンダリングプラント(動物性脂肪精製工場)」で製造されています。
昔に見たニュースでインスタントラーメンなどに入っているたんぱく加水分解物を作っている工場の人が、自分の娘には絶対に食べさせないと言っていました。
それほど恐ろしい代物であるということです。
レンダリングプラント
動物性のタンパク質を原料とする場合、ほとんどがレンダリングプラント(動物性脂肪精製工場)によって得た動物性油脂を使用しています。
殺処分される犬や猫、ガンやウイルス感染で病気になった牛・豚・鳥などあらゆる動物の死骸(中には腐ったものまで)や糞尿をミンチにし、遺伝子組み換えトウモロコシと混ぜ合わせ飼料にして草食動物である家畜に与えています。
(一昔前に狂牛病の感染源であった肉骨粉というやつです。)
エサ代や糞尿の処理にお金がかからないということもあり、このレンダリングプラントは大きなお金が動くことから未だになくなることはありません。
この問題はたんぱく加水分解物だけの問題ではありませんが、生体濃縮された危険な畜産があらゆる加工食品、激安肉として使われます。
※普段たべているラーメンもこういう食材が使われているかもしれませんね。
この話は信じたくないほどおぞましい話なのですが、「レンダリングプラント」「rendering plant」で画像検索すれば本当であることがわかりますし、死んだ家畜をそのまま攪拌機のなかへ入れている映像もyoutubeにあります。映像は「人類への警告」の記事に載せていますので観たい方は覚悟して御覧ください。
病気にかかったりして死ぬ家畜の数は膨大であり、その家畜を処分するのにもお金が莫大に掛かる為、病気で死んだ家畜の屍骸で出来た成分を売り、そうして作られた飼料によって家畜は育てられ、そして人間の食べる食肉となって売られているのです。
その悪魔の産物が、添加物や飼料やペットフードだけでなく、化粧品や潤滑油、石鹸、ろうそく、ワックス原料、避妊具(コンドーム)にまで使用されています。
⑦加熱食によって植物の栄養素を破壊してから摂っている為
わたしはVeganを続けてきて、さらに上の境地をずっと目指しているのですが、それがRaw Vegan(ローヴィーガン、ロービーガン、完全生菜食者)です。
だんだんと、加熱食が身体に合わなくなってきています。でもまだ加熱食が美味しいと感じているので、これがなかなか移行できずに苦しんでいます。
ボーイフレンドは20歳年下! 最もセクシーな76歳 ミミ・カーク
30代前半から約40年間ベジタリアンで69歳のときからローヴィーガン生活を楽しく続けていらっしゃるミミ・カークさんです。
素晴らしいですよね。76歳になってもこんなに若々しく生き生きと過ごすことができるなら、人々が食欲に負けて老化し続ける肉食、加熱食を続けることがどれほど後になって後悔することであるだろうかと考えさせられます。
参考サイト:「年齢よりも何十歳も若く見えるロービーガンな人たち・肉食が加齢の原因?」
⑧物足りなさから過食に陥り、消化機能を著しく弱めた為
物足りなさは植物で補えるはずの栄養素を植物で補えていないことと、心から満足できる美味しい菜食料理を食べられていないことが原因であると考えます。
加熱食と同様に過食も同時に消化器官を働かせる分だけ弱らせるので人間の老化を早め、免疫力を低下させて病気を招きやすいです。
過食にならないためにも、でき得る限り生で摂る必要があるのです。
加熱して栄養素を破壊するほど過食に陥ってしまうことは明白です。
消化器官が弱るほど、様々な不調に見舞われてしまいます。
⑨健康のために菜食に移行してしまうことの負い目や罪悪感がストレスとなった為
これは精神的ストレスによる不調ですね。
本当は人類はおのれの健康の為という利己的な理由からではなく、
動物を助けたい、畜産業による飢餓をなくしたいなどといった利他的な理由から自分の欲を犠牲にして菜食になりたいという願望を持っているのだとわたしは想っています。
利他的に生きられることこそ、人間の真の喜びであると、きっと人類はわかっているはずです。
⑩美味しい動物性の食べ物を食べられなくなったことのストレスによる不調(心から美味しいと感じられる植物の食べ物や料理をまだ知らないことによる不満のストレスによる)
今までいっぱい美味しい動物性のものを食べてきたその快楽を断つことはストレスになるため、その苦しい未練から不調となっているのかもしれない。
でもそれは、本当に美味しい植物の食べ物を見つけるだけで解決できることです。
わたしは何人かVeganの料理を食べさせ、Veganのお店に一緒に行って食べましたが、みんな本当に美味しいと満足して、満腹もしたと言ってくれました。
心から美味しいと感じられるVegan料理を自分で作るのは難しいと感じられる方も多いかもしれませんが、わたしは今日もマジで簡単な茄子だけのナポリタンパスタを作り、その美味さに感動しました。
残念ながら今月も生活費が三万円とかなのでお野菜とパスタは近所のスーパーで買った安いオーガニックではないものです。
でもその代わりオイルとケチャップとお好みソースと黒胡椒、乾燥パセリはすべてオーガニックのもので作りました。
これが今日作った🍆茄子のVEGANナポリタン🍝 です。
この量でかなりわたしには食べ過ぎの過食の一食分です。
- CRUDIGNOイタリア産有機ヴァージンひまわり油(オーガニックヴァージンサンフラワーオイル)500ml(コールドプレス製法)
- 高橋ソース カントリーハーヴェスト 有機トマトケチャップ 500g
- オーサワのお好みソース
- Simply Organic, パセリ 0.26 oz (7 g)
- Drogheria & Alimentari, Organic Black Pepper Corns Mill Grinder, 1.58 oz (45 g)(黒胡椒)
今日は、12時41分からずっとこれを書いてて、今は夜の19時18分です。(推敲後は20時58分です)
疲れましたが遣り甲斐のあることです。
一人でも多く愛の激烈に深い菜食へ移行してもらいたいので、残りの続きの「菜食への移行によって不調になる理由PART2」も明日記事にできたらと想います。
最後まで真剣に御読みくださった方々、有難う御座います🌟