AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

小さいふ

2021年10月03日 | カテゴライズできない
先日、突如サイフがぶっ壊れて難儀な状態に陥ってしまった。
小銭入れのチャックがバカになってしまったのだ。
なので小銭がバラバラ~とこぼれ落ちるわでニッチもサッチもいかなくなって、仕方なしに小銭は全部ズボンのポケットに移してなんとか難をしのいでいた。

まぁ自分、靴もそうなんだが、ぶっ壊れるまで物を買わないタチで、必需品に限ってこだわりとかいいモノを所持しようという気持ちがなく、欲しい銘柄もないもんだから買い替えるという行為がとても億劫な人間なのです。
よって日頃予備など持ち合わせているハズもない。


そんな私が、まぁサイフくらいはそういう時の備えとして持っておこうとなんの気まぐれか、ちい散歩ならぬ“小さいふ”なるものを衝動購入。

“小さいふ”とは、名前の通り、普通のサイフよりひとまわり小さい手のひらサイズのオシャレかつ収納性にも優れたサイフで、 大阪に工房を持つクアトロガッツというメーカーが製造・販売しているハンドメイドの革財布。




しかしサイフに一万以上出したの生まれて初めて。
いつも年末とかにスーパーなどで売り出す千円ワゴンセールサイフだから(だからすぐ壊れるんだよ!)。


小さいふの存在は以前から知っていて気にはなっていたのだが、免許証や保険証、キャッシュカードにポイントカードや会員カードをサイフに詰め込みまくる私としては(だからすぐ壊れるんだよ!)とても使い勝手のいいものではないなと敬遠していた。
どっかのスカしたオシャレユーチューバーが、小さいふの利便性を動画で紹介しているのを視聴したりもしたが、こういうカッコつけが己のスマートな私生活を見せつけるために使うもので、やっぱ自分には向いていないなと。




じゃあなぜそんなものが気になっていたのかと言うと、まぁもうお気づきかと思われますが、この小さいふ、手塚治虫とのコラボデザインの商品が以前から数多く出ていて、その各デザインがどれも秀逸でいいなぁ~と思っていたので。

『ブッダ』柄と『鉄腕アトム』柄の小さいふ。



今回私が購入したのは手塚ファンならもうおわかりですよね?
そう、『火の鳥』の復活編に出てくるロビタのあの行軍シーン(集団自殺)のデザインなのです!

『火の鳥』好きとしましては、チヒロ61298号がさりげに紛れ込んでいるのがテンションあがるポイント。



さて、届けられた日の翌日から使い始めて約一週間、その使い心地ですが・・・

まず上質な革の手触りとニオイが素晴らしい。やっぱ今までのサイフと全然違うわ。
もう持ってるだけでひとつ上の人間になった気持ちになります。
レジでパッと出す時も、店員にスマートな男として見られてるんじゃないかって意識してしまって、「あ、レシートは結構」と思わず気取った言い回しになってしまうのです。

ただ、やはり使い勝手はいいとは言い難い。
カード収納ポケットが3つしかないのはやっぱちょっとしんどい。
今のところクレジットカード、dポイントカード、ディスクユニオンのメンバーズカードしか入れてない状態です。
まぁポイントカードとかをサイフに詰め込まないのがスマートな生き方なんだろうけど・・・




あと小銭入れなんですが、一瞬「こんな剥き出しやったら結局こぼれ落ちてしまうやん!」て当惑したのですが、折りたたみの反対側の奥にジャラジャラ~と入っていく仕組みだった。あ~よかった。



ただ、細かいお金を払う時に、サイフの中に何円玉がどれだけ入ってるのかがすぐ把握できず、とても時間がかかってしまう。
けっこう取り出しにくいのも難点。


なので、やはりスマートな男としての生き方はあきらめて、早くカードをいっぱい詰め込める新しいサイフを購入して、この小さいふは予備として机の中に大事にしまっておこうかと思う。


言うても、スマートどころか最近身の周りのモノがだんだんと手塚モノで固められつつある、とてもイタいオッサンなのであるが・・・




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