あまがさきたろうがwebで独り言4代目

不気味で素朴な囲われた世界

『不気味で素朴な囲われた世界』西尾維新

『きみとぼくの壊れた世界』と世界を同じくする話。
今回も一応推理物です。
登場キャラは一新されて新たな“ぼく”が登場。
“きみ”に当たるのか、病院坂迷路という新たな病院坂が登場します。
当然ながら奇人変人だらけです。
正直、出題編の時点でこの“ぼく”が犯人を知っていて事件の真相をでっち上げさせようとしているのはすぐに判りました。
しかし、あの動機はわからんでしょう。
まあ、そういう物語なんですけどね。
トリック的にもだいたい察しは付きますし、犯人もだいたいの人が検討が付くんじゃないかと思います。

ただ、この西尾維新の作品はそれ以外が非常に楽しいので無問題です。
むしろそこが読みたかった。
キャラクターと言うに相応しい強烈な個性を前面に押し出した登場人物達はNPCとして出すには非常に参考になります。
そういう感じで、実は西尾維新熱が上がったので買ったわけですが。
次のも読みたいですな。
   
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