あまがさきたろうがwebで独り言4代目

坑道-Cave-

【ジョン】さんの『SW2.0』オリジナル現代物。
緑陰学園新聞部、第8回「坑道-Cave-」 。

第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話「研究所-Laboratory-」

◆夏目統司(ナツメ・トウジ):【あまた】
ライダー
2-J

◆イグリカ・イプシランティ(魂の名前):【にー】
光画部
ユリ
重度の中二病患者

◆観月渚(ミヅキ・ナギサ):【A9A】
弓道部
巫女

◆リナルド・木下:【れつ】
美術部
モテ男

◆火影弾(ヒカゲ・ダン):【のっぽ】
大きい人
応援団

◆日向小太郎(ヒナタ・コタロウ):【Puku】
サッカー部
ユース日本代表

◆小石川刹那(コイシカワ・セツナ):【くまっくまー】
不思議な力をもつ剣道少女。


今回も参加はPLは5人。
夏目・観月・リナルド・イグリカ・小石川。

**********************************************************

11月上旬。
オカルト研の部室に集められた一同。
そこには部長の牧野萌と見慣れぬ紳士が。
その紳士は高城家の執事で藤田と名乗る。

高城家は財界人とも繋がりのある名家で、その娘もこの学園に通っている。

その藤田氏から仕事の依頼があった。
高城家の所有地である山を不良がたまり場にしているので、その排除を。
どうやら防空壕の跡地らしきところを根城にしているらしい。

警察への連絡は
【執事の】近い親戚(甥)が、不良のたまり場で悪さをしている、とのこと 。
執事も本当に困っているので助けて欲しい、と泣きついてきた。
ご主人様に相談をすると、 「暫く見て見ぬ振りをするから、藤田家の親戚の事はそちらで解決してください。くれぐれも藤田が責任を取ろうと考えなくて良いです」と言われた。
(これら発言が嘘ではない事は、PCには伝わる)
だから、ポケットマネーを出す。

と言うことで、依頼がこちらに来たわけですが。
最初一人5万円の報酬でしたが、部長のピンハネ具合をカンパした我々。
イグリカが交渉し、一人12万5千円にまで引き上げれました。

ちなみにこんな揉め事を頼むならと、オカルト研を藤田氏に紹介したのは裏社会で有名なフェイロンという探偵らしい。
まさかそんな裏世界の人間に知れ渡っているというのがね・・・・・・。

誓約書にサインしたあと、藤田氏から高城家の執事のセバスチャンという大男を連れて行って、便利に使ってくれと言われ一緒に行くことに。
ランタンやらロープやらを仕入れた後、私有地の山に出発する。

目的の私有地は学園の裏にある山。
もともと学園の土地も高城家からの寄進による物だという。

問題の防空壕後近くにはバイク5台と車が2台停めてあった。
防空壕の入り口自体はフェンスや門で閉ざされているが、南京錠は外され少し開いていた。
人の出入りはあるようだ。
防空壕の穴は横7メートル、高さ5メートル。
結構な広さだった。

戦闘に小石川とイグリカの最大戦力を配置し、真ん中をリナルドと観月、最後尾を夏目が勤める。
しばらく進むと、たばこの吸い殻など不良の痕跡が。
二手に分かれている道をさらに進むと、落とし穴がありとっさに気づいたイグリカは難を逃れる。

さらに奥は先が進めなくなっているところと、川にぶち当たっていた。
飛び越えることはさほど難しくないレベルの幅だった。
川を飛び越え、川沿いにしばらく進んだところで分かれ道。

片方をイグリカたちが先に見に行ったんですが、そこには黒いコールタール状の物体がいた。

イグリカ命名:【闇から這い出でたる混沌の軟体生物】

身の危険を感じたイグリカは一目散に逃げ出し、我々と合流した後、もう一方の道へ。

ここは道が細くなっており人一人分ぐらいの道だったので、一列になって進む。
同じく先に進んだイグリカはそこで、不良と思われる4人組と遭遇。
小石川と二人、瞬殺。
音を聞きつけた我々が到着した頃にはほぼ終わってました。
まあ、そりゃそうだよな。

気絶している不良たちの一人を起こして、情報収集。
・大まかな人数
・ここで出会い系サイトのサクラをするために集められた
・ここにPCが持ち込まれている
・ボスはヤクザ
・現場のリーダーは“ミハラ”

この防空壕の簡単な構造を聞き出して、件のPC部屋に向かう。
PC部屋では不意打ちをして、一気に突入。

観月が「たけみかづちぃ~」とスパークの魔法を。
夏目のスタンガン(ショックボム)は失敗。

まあ、あとはあの二人がフルボッコですよ。
“キョウジ”という例の関係者を確保。

PCの電源を追っていくと、部屋の隅にたどり着き壁に消えていく。
調べてみると、カモフラージュしてあって奥に部屋が続いていた。

行ってみると、小部屋があってそこには緑陰の女生徒が4人倒れていた。
だいぶ弱っていたものの息はまだあったので、藤田氏に連絡を取り、麓まで運んだ上で救急車で搬送する。

“ミハラ”を探してもう一度奥の探索を開始する。
すると、さっき転がしておいた四人の不良のうち三人の姿が跡形もなく消えていた。
調べると、【闇から這い出でたる混沌の軟体生物】こと黒いコールタールの残滓が残っており、壁の亀裂の中に消えて行っていた。

そして、先ほど【闇から這い出でたる混沌の軟体生物】から逃げ出したところに戻ってみるが、何もいなかった。
さらに奥には行き止まりになっていて、古ぼけた祠があった。
中には短刀とお札があった。
短刀は何か力のありそうな雰囲気があり、お札の方は神様の名前が書かれていたようだが読み取れない。
後日、専門家に調べてもらう。

部長に報告し、危険手当も上乗せしてもらい15万円の報酬を得た。
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