ある日、りんご農家の老夫婦は金色のりんごが生っているのを発見し食べてみると、次の日の朝、30代ぐらいに若返っていたというコメディ作品。
あんな若返ったら、あんなレベルではすまないぐらいの大騒ぎになると思うんですけども。
若返った2人と孫たち、ご近所のご老人たちとかとのやりとりが面白い作品なわけですが、実は寿命がまさに尽きようとしていたばあさんとの最後のひと時でもあり、そこには終わりへと向かう物語でもあって、そこはかとない悲しみがあります。
エピローグに続き、連綿と受け継がれていく人の営みが深い作品でしたよ