あまがさきたろうがwebで独り言4代目

天使と悪魔

『天使と悪魔』 ダン・ブラウン

『ダ・ヴィンチ・コード』の前のエピソードとなる物語。
ラングドンが同じく主人公です。
映画の『ダ・ヴィンチ・コード』との比較になってしまいますが、こちらの方が面白いです。
物語の展開の仕方が前半後半で変わり、アクション性もこちらの方が上か。
ただ、前半の謎解き部分がどうも後付っぽくなってるのが残念。
ラングドンがあとでこじつけのように思い出すのが毎度のパターンで、金田一の動機の如く情報が後出し。
同じように歴史ものである『QED』シリーズの方がこの部分では遙かに上かと。
ただ、こちらはラングドンが事件そのもの当事者になってるので、緊迫感などの部分では面白いわけですが。
後半の怒濤の展開もリズム的にそこまでの流れと一気に変わって畳みかけてくる所なんかは引き込まれますね。
まあ、犯人的なのはとくに難しく考えなくても判るので、犯人当てはさほど心に残るほどの物ではなかった。
もっとも残念なのがヴィットリアがどうなるのか、あんだけ期待感を持たしておいて・・・・・。

これってネタ的には結構やばそうな気もするんですがOKなんでしょうねぇ。
映画化されるみたいですが、ヴィットリア役の人が微妙なんですけど。
『バンテージ・ポイント』の時のイメージでは、ちょっと違いませんか?と思うんですけどね。
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