2014年3月終了番組②

『東京レイヴンズ』
スゲー設定は大好きです。
もう少し主人公たちの戦いを描いてほしかった気はします。
どうも状況に流されて、概ね自分たちでは決着付けられてない展開が多い。
しかし、盛り上がってきた感じで終わったのが残念。
あそこからの物語でしょうに。
完結してない原作ではこんなもんでしょうか。
これは2期やってしっかり完結してほしい。
呪術のシーンとかかっこよかったですし、実に『神我狩』とか現代伝奇物がやりたくなりました。


『中二病でも恋がしたい！ 戀』☆
しょうがないとはいえ、出落ちな物語に無理やる続きをつけるとね。
まあ、キャラの個性とか幅とか、新キャラによる過去や現状の打破に関しては良かったですが。
もうこれ以上はどうしようもない設定なので、盛り上がりは微妙でした。


『サムライフラメンコ』
期待を裏切ったり、期待以下だったり、非常に評価の難しい作品でした。
社会派のまじめなというか、現実社会でピュアな理想を掲げる青年が地道に頑張っていった結果、馬鹿にしていた社会が少し良い方向に変わっていく的なところで特撮ヒーロー好きな部分とかけてヒーローになる物語なのだと思って観ていたわけですが。
あるとき突然、その現実に空想の産物のような悪の組織が本当に現れ、怪人が現れて現実と虚構の垣根が壊され、シュールに世界眼混沌としてきたかと思えば、それが現実となった場合の人々の冷淡さや日常化を描いて、これが到達点かと思いきや、次の敵、次の敵、と超展開でぶっ飛んだかと思ったら、最後の敵はまたもや現実世界の闇と対峙するシリアス展開。
ほんとジェットコースターのような作品でした。
これでもっと絵のクオリティが高ければよかったのに。
OPの曲は1クール目も2クール目も好きでした。
EDも悪くなかったですし。