あまがさきたろうがwebで独り言4代目

『紅』 片山憲太郎

TVアニメにもなった作品。
世界観が『電波的な彼女』と共通です。
主人公の柔沢ジュウの母、柔沢紅香が割とメインで出てきます
どうもこちらの方が過去になるみたいで、紅香に子供がいる話や同じアパートの住人の道場にあの二人が通ってたり。

で、今作の主人公、紅真九郎は高校生ながら揉め事処理屋を生業としている。
ある日、尊敬する柔沢紅香からある少女の護衛を任される。
その少女は世界有数の財閥の娘で、自分にこの仕事が回ってきたことをいぶかりながらも引き受け、少女と一緒に暮らし始める。
と言う展開から、二人の絆が生まれこの心地よい生活に慣れてきた頃、大きな力が真九郎たちを覆い尽くそうと。

割とべたな展開ではあります。
しかし、良い感じに盛り上がって、『電波的な彼女』のように主人公が最後まで無力ではない。
周りのキャラの配置具合も良い感じですね。
前作では出てくるキャラクターは死ぬか犯人かが多かったので。

アニメの時の印象と比べると、真九郎がもっとしっかりしてる。
夕乃がバカっぽい。
弥生の出番が少なく茶目っ気がないなど。
全体的にアニメの方が暗い。
その分、最終話への作り込みはしっかりしてましたけど。
   
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