あまがさきたろうがwebで独り言4代目

平面いぬ。

『平面いぬ。』 乙一

いやー、ホント乙一は面白いなぁ。

短編集です。
新書版では『石ノ目』という題名で刊行されてます。
収録されてるのは「石ノ目」「はじめ」「BLUE」「平面いぬ。」の4編。

「石ノ目」
ホラー作品です。
“石ノ目”という妖怪の伝承とある青年の話。
途中までは良かったんですが、ちょっとオチの辺りが微妙にスッキリしない感じ。

「はじめ」
この本の中で一番好きな話。
ノスタルジックでせつない系ですね。

「BLUE」
ファンタジックにせつない系。
人の二面性や暗黒面と純粋さが描かれる作品。

「平面いぬ。」
この本で二番目に好きな話。
とんでもない設定ではありますが、少女と家族の絆がせつなく描かれます。

今回はミステリー風の作品がないのですね。
まあ、「石ノ目」はある意味それっぽいですが。
この本でもとんでもなく泣けてきます。
ほんと良い話ばかりです。
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