あまがさきたろうがwebで独り言4代目

まほらば 1~9巻

『まほらば』 小島あきら

実にバタな設定と萌え記号をドカドカつぎ込んで、上手いことやった作品。
下宿人と大家さんネタなんて使い古されたなんてもんじゃないんですが、そこにヒロインを多重人格にすることで各種萌え属性を多数装備させたあたりはかなり悪どいと思われます。
それと他の住人も『めぞん一刻』のように単に主人公たちに絡んでくるお節介(お邪魔)キャラというだけでなく、それぞれに設定がそこはかとなくついていて、そのキャラメインの話が結構あったり。そのおかげか、脇役がキャラがわんさか出てくるわけで、それぞれの学校の友人が一堂に会するとえらいことになったりします。
脇役ストーリーも面白いというのが優秀な点で、黒崎親子が大好きです。アニメでも後半のところで黒崎親子の良い話を持ってきてたのは素晴らしい。

で、そんなこんなで第8巻でついに主人公・白鳥とヒロイン梢ちゃんがくっついた。普通の漫画ならココで終わろうというモノですが、なんてったってヒロインは多重人格。つまりヒロインはその数だけいるとも言えるわけで、他のキャラも順にだしつつ状況整理。といっても全員フラグ立ってるんですけどね。
まあ、最終ポイントは人格の統合と言う事なのでしょう。
なんかすっごい楽しみになってしまいました。
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