PRIDE 男祭り2005 頂

今年の男祭りも長い。
正直、長すぎてダレてくるので３時間ぐらいにして欲しいんですけどねぇ。


○ジェームス・トンプソン　vs　ジャイアント・シルバ●
“ゴング＆ダッシュ”のトンプソンと230cm“巨人”シルバ。
ゴングと同時にダッシュ、そしていきなりダウンを取ったトンプソン。
そのままトンプソンペースで１ラウンドで決着。
寝技の攻防みてるとほんとＣＧじゃないかと思いますね。「ロード・オブ・ザ・ロング」のホビットが遠近法とか使って違和感無く小人演じていたかのような違和感のない違和感。おかしいことがおかしくないというか。

●近藤有己　vs　中村和裕○
シウバ戦、柔道着脱いだ隙に負けたあの中村。良い試合してたのに馬鹿な事したもんだとおもってた彼ですね。
まあ、お互い攻め合いはしてるんですけど、どうも決め手に欠けますね。中村には期待してるのでもうちょっと頑張ってくれたら良かったんですけどね。
結局、判定で中村。

●瀧本誠　vs　菊田早苗○
なんかずっとグダグダした感じで面白くない。
寝技が専門の二人だとこんな感じになってしまうのだろうか。

PRIDE GP 2005 ライト級トーナメント決勝戦
○五味隆典　vs　桜井“マッハ”速人●
やっぱこの階級はパンチやら身のこなしやらが早い。
これぐらい動きのある試合だと面白い。
ライト級が出来たと言う事で、日本人も活躍の場が増えて良いのではないでしょうか。KIDとかもここに出て来たらなんとかなるんじゃなかろうか。

○桜庭和志　vs　美濃輪育久●
今回登場はオレンジ色のレイザーラモンＨＧ衣装。
なんやかんや言っても桜庭の試合は面白い。
んで、良いキャラの二人と言うこともあって入場から観客もテンション高め。
体格は美濃輪の方が一回り小さいけれどパワーは上。
しかし、そこはテクニックの差で上回ったって事ですね。

●金子賢　vs　チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネット○
さすがに勝てないなぁ。
体もまだ格闘家としてはまだまだですしね。
これからも格闘家としてやっていくなら来年には良い試合できるようになるんじゃないだろうか。
それでも勝てるかどうか微妙。さすがにいまさら格闘家になったのでは遅すぎるか。ボビーのように肉体的に恵まれてたら別でしょうけどね。

●ミルコ・クロコップ　vs　マーク・ハント○
打撃王決定戦。
久々にハントが試合に出てきました。ハントがK-1で優勝したのって2001年やねんなぁ。もうそんなに経つのかぁ。
初っぱなから凄い展開。さすが打撃の専門家。１ラウンド前半はミルコのペース。しかし、後半に入って、ハントがどんどんプレッシャーをかけて前に出始める。そりゃ、あれだけ入れても平気な顔して前に出てこられたら下がるしかないか。それに前半かなり攻勢に出てたのに倒れないから、ミルコもスタミナが切れ始めてる。ミルコがあそこまで口で息してるのは珍しい。
第２ラウンドはミルコの踵落とし、ハントの後ろ回し蹴りなどの技が見られる。お互い決めてはないものの、強力なボディもありミルコのスタミナは減る一方。やっぱハントの打たれ強さは驚異的。打撃系キャラには最高の天敵だな。
第３ラウンド。ミルコがスタミナ切れか、ハントが追う形。結局、ミルコが逃げ続ける展開に。ラスト、ハントが逃げるミルコに跳び蹴り入れて倒れたところをミルコが押さえ込むがそれで終わり。
判定になるが、一人目がミルコにつけたら大ブーイング。あとの二人がハントに入れてリベンジ達成。

○エメリヤーエンコ・ヒョードル　vs　ズール●
試合はあっと言う間。
初っぱなに左でズールを倒すと、あとはまさに獲物に襲いかかる肉食獣のごとく、パンチの嵐。
やっぱ強いなぁ。
ヒョードルとハントで打撃対戦してほしいなぁ。

PRIDEミドル級タイトルマッチ
○ヴァンダレイ・シウバ　vs　ヒカルド・アローナ●
お互い責め合う良い試合。
上に乗ってからのアローナはやっぱうまいなぁ。
判定でシウバが勝利。グランプリではアローナに負けただけにリベンジ出来て、尚かつタイトルも防衛できた。
判定も僅差だしなぁ。

○吉田秀彦　vs　小川直也●
今大会のメインイベント。
さすがに柔道家相手に胴着を着てやるのは不利と見て脱いだ。
すごい寝技の攻防。
小川が上を取って良い感じで打撃に移ったと思った瞬間、腕拉ぎ。
小川がギブアップしてなかったのは執念を感じる。
もうちょっと長くやって欲しかった。

チラッとK-1の方見たらボビー勝ったみたいですな。
あと何試合残ってる見たいですが、このまま矢沢のライヴを見ます。