ネコソギラジカル 上

『ネコソギラジカル　上　十三階段』西尾維新

〈戯言シリーズ〉最後を飾る３冊を三ヶ月連続で発売と言っていた去年の秋から半年くらいかかって一冊目が登場。
さて、最後ということで今まで出てきたキャラ総出演と言っていただけあって、登場人物紹介がエライ事になってます。総数64人。まあ、あれだけ変な名前と変な個性をお持ちですから大概のヤツは覚えてますな。
まあ、三冊中の一冊目なので敵が全員出そろって終わりだろうと予測してましたが、出たんだか出てないんだか。いつものようにのらりくらり物語は進んで、加速してます。
私のこの作品の楽しみ方の１つとして、『ジョジョの奇妙な冒険』ネタ探しがございます。また、今回もありましたが、今回はもろに“スタンド”とか“パープルヘイズ”とか直接的に名前が出てきてます。もしかしたら何か見おとしてる可能性もあるので２度目の読破時にはそこを重点的に攻めたいです。
漫画ネタといっても、“十三階段”自体すでに作中で、「幻影旅団だかGUNG-HO-GUNSだかなにリスペクトしてんだか――」って言ってますから。

とにかく、続きを早く出して欲しいですが、上巻だけでもこれだけ遅れたってことは今年中に出るかどうかも微妙だなぁ。