あまがさきたろうがwebで独り言4代目

図解 天国と地獄

『F-Files No.009 図解 天国と地獄』 草野巧 著

図解シリーズ第9弾『天国と地獄』。
世界各地にある天国とか地獄とか冥界に関する記述から始まり、多種多様に広がるキリスト教の死後の世界、そして仏教の地獄尽くしにイスラム教や道教、変わったところではフィジーなんかの冥界について解説されている。
ほんと様々な冥界像を作り上げたもんですわ、人間。
とくに仏教の概念は凄いです。
八大地獄にそれぞれ十六小地獄が付いてるんですよ。
どんだけ責め苦を考えつくんじゃいって感じ。
さらに時間の概念も凄いですよね。
等活地獄では500年過ごさなければいけないわけですが、等活地獄の一日は四大王衆天の500年に当たり、四大王衆天の一日は人間の50年だそうです。
ケタが足りなくて計算機ではでないんですけど(笑)。
これが一番短い方で、マックスは“1中劫”という概念。
1辺1由旬(7または14km)の正方形の石を柔らかな綿で100年に一度軽く払い、その石が摩滅して消滅するまでの時間よりも長い、時間。
想像もつかん。
そりゃ地獄に堕ちたくないですよ、ホント。
凄いわ。
  
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