『風の向こうに(第一部)』を書くことができたのは、四小のおかげです。夢にとって
四小との思い出は、かけがえのないものとなっています。私がこの物語を書くことに
なったきっかけというのは、四小が私にこの物語を書いてほしい、と語りかけてきた
ことにあります。こんなことを書いても信じてもらえないでしょうが、少なくとも、私には
四小がそう言っているように感じられました。四小の波動を感じたのです。だから、
私はこの物語を書いたのです。
「物には、すべて魂がやどる。」 これが、古来からの日本人の考え方の基本です。
私も、そう思っています。だからこそ、『風の向こうに』はできたのです。子どもの
頃から、学校にいる間感じていた四小の精霊さん(もちろん六小も)の気配、
四小(六小)さんとふれあうことができて、私は幸せです。
『風の向こうに(第二部)』、やはり六小に、書いてほしい、とせがませて書いた
ものです。私が、「第一部」を書いていると、六小が「私は、私のことも書いてよ。
ねえ。」と、しきりに言ってきたのです。ええ、それはもう、しつこいほどに。
四小さんと六小さん、二人の精霊さんは全然ちがいます。態度も話し方も。私は
二人のおかげで、精霊さんにもいろいろいるんだな、とわかりました。
ありがとう、四小さん・六小さん!
六小 「いいえ、どういたしまして。えへ、なんかちょっと照れちゃうな。」
四小 「いいえ、いいのよ、ありがとうなんて。お礼言うのは、むしろ、私たちの
方ね。」
ほら、ね!同じことへの返事でも、二人はちがうでしょ。フフッ!
同感です。私は残念ながら、学校とは交感できないのですが、巨木や巨石に精霊の存在を感じます。