鳥取県中部で起きた最大震度6弱、マグニチュード(M)6.6の地震について、気象庁の青木元・地震津波監視課長は21日の記者会見で、震源付近では、はっきりとした活断層はこれまで知られていないと説明した。しかし同県東部の比較的近い所には「鹿野―吉岡断層」と「岩坪断層」があり、政府の地震調査委員会は22日に臨時会合を開き、今回の地震との関係を検討する。

 地震調査委は今年7月、中国地方の活断層評価結果を公表。北部と東部、西部の3地域に分けた場合、鳥取県を含む北部ではM6.8以上の地震が今後30年以内に発生する確率が高く、40%としていた。2000年10月には鳥取県西部地震(M7.3、最大震度6強)が起きている。

 鹿野―吉岡断層は今回の震源の東側に位置し、鳥取市内で東西方向に延びている。長さは約26キロで、全体が活動した場合の地震の規模はM7.2程度とされる。1943年9月には鳥取地震(M7.2)が起き、死者は1000人を超えた。

 一方、この断層の南側で平行に位置する岩坪断層は長さ約10キロで、活動した場合はM6.8程度とされる。

 二つの活断層はいずれも、活動する場合は北側が東へ、南側が西へずれる「横ずれ型」とみられている。気象庁によると、21日夕方の時点では今回の震源断層の方向を特定できていないが、横にずれたと推定される。余震が続いて解析を重ねると、震源断層の方向が分かる可能性があるという。

 地震調査委は中国地方の活断層評価を公表した際、北部では地表から分かる活断層が少ないが、過去には鳥取県西部地震のような比較的大きな地震が多く起きており、これまで知られていない活断層が分布する可能性を指摘していた。 

 

←引用終わり

やっぱり、活断層があったのか。

 

 

関係ないけど、今日、空に蛇(みい)さん見たなあ・・・・・。