理乃美

ソフトとハードと論理の覚え書き

感想ーSeeedStudioのJetson Nano専用メタルケース(PWM調整ファン付き)

2019-12-26 19:12:30 | Jetson nano

タイトルのケースへのコメント。

・ 材質が鉄板なので適度な重さがあり、ケーブルに振り回わされがちな小型ボード用としては好ましい。

・皿ネジなのに、ネジ穴がさらっていないので、ネジの頭がでっぱっていて引っかかる。この辺は作りの安っぽさ。

・リセットボタン本体がボードの四隅を固定するネジの一つの上にかぶさっている。ボードを止めてからリセットボタンを固定する順序になる。

・ファンは、付属してくる木ネジ(?)で止めるので驚いたが、問題なくしっかり固定できた。

・PMW対応のファンは、コマンド制御で指示しないと回らない。はじめからわかっていた話だが、適当なファンを別電源で動かしていた時はテーブルタップをONしただけでファンが回っていたので、いまいち不便。

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SeeedStudioのJetson Nano専用メタルケース(PWM調整ファン付き)

2019-11-16 22:56:10 | Jetson nano

マルツオンラインで表記の Jetson Nanoケースを購入。今日届いたので早速開封。

IOピンは、写真中央にあるミニ基板でケースの側面からアクセスできるよう引き出している。

ファンの固定方法はと見たら、木ネジが入っていた。セルフタッピングネジ止めということらしい。

ビスに加えてショートピンまで同梱されているのは良いとして、チャチなドライバーやレンチまで入っている感覚がよくわからん...組み立て家具のノリなのかもしれないが.

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Jetson nanoに HARKをインストールする

2019-10-12 18:23:07 | Jetson nano

HARKは、色々な音が聞こえる環境で音を「聞き分けて」処理のためのOSS.

Jetson nano は、CPUがARM64でOSがUbuntu 18.04LTSなのでHARKのサポート環境だけれどバイナリのパッケージはない。つまりソースからビルドする必要がある。

手順は、基本的にはこのページhttps://www.hark.jp/install/linux/ に記載されているが、足りない情報があるので、記録しておく。

なお、Kaldidecoder-harkのインストールは含まない

Step.0  事前準備

〇 前記WebページのInstallationの手順を Setup the GPG key. まで行う。

〇  /etc/apt/sources.list を編集し、コメントアウトされている deb-src http://*** を戻して、ビルドに必要なものを取得できるようにする。

〇 curlをインストール

   sudo apt-get install curl

〇 Webページの記載に従いnode.jsをインストール

〇 aptの情報を更新

    sudo apt update

Step.1 作業ディレクトリの作成と必要なライブラリの取得

〇 「Step1 : Preparation before the compilation.」に記載の手順を実行

〇   cmakeをインストール

      sudo apt install cmake

Step.2 hark-baseのビルド

〇 「Step2 : hark-base installation instruction」に書かれたとおり

Step.3 hark-mwのビルド

〇 「Step3 : harkmw installation instruction」に書かれたとおり

Step.4 libhark-netapiのビルド

〇  /usr/include/sys に io.h という名前の空のファイルを作る。

〇 「Step4 : libhark-netapi installation instruction」に書かれたとおりに実行

Step. 5 libharkio3のビルド

〇 「Step5 : libharkio3 installation instruction」に書かれたとおり

Step. 6 hark-coreのビルド

「Step6 : hark-core installation instruction」に書かれているとおり、openBLASの不具合回避のため、いったんlibopenblas-devをpurgeする必要がある。

cd hark-core-*.*.*
mkdir build
cd build
sudo apt-get purge libopenblas-dev
cmake -DENABLE_RASP24=OFF -DENABLE_WS=OFF ..
make
sudo make install
sudo apt-get install libopenblas-dev
 

Step.7 harktool5のインストール

「Step7 : harktool5 installation instruction」の手順には、タイポがあるが、そこ以外は記載のとおり。 cd harktool5/ は、 cd harktool5-*.*.* のタイポ。

Step. 8  Hark-designerのインストール

sudo apt install npm
sudo apt-get -y install graphviz

apt source hark-designer
cd hark-designer-*
npm install

hark-designerを使うには、このディレクトリで以下のようにしてサーバを起動し、Webブラウザで localhost:3000 を開く。

node app.js
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Jetson nanoのセットアップ

2019-09-30 00:24:11 | Jetson nano

こちらが、Jetson nanoの現状。

Jetson nano developer kit と ACアダプタはマルツオンラインから購入。ジャンパはそのへんのジャンクから調達。

おなじく、マルツ経由でdigi-keyからファンを購入しようとしたが、在庫切れなのであきらめた。代わりにそのへんに転がってたジャンクを外部電源で駆動。

ヒートシンクの穴をみると、3mmネジ用に見えるがネジが切ってない。M3のタップは持っているが切子で回路がショートとか起こしても困るしなぁ。ということで、ファンは放熱器に載せてあるだけで固定していない。まあ、あとで両面テープで止めておこう。(M2.6のネジなら穴を通るけどナットに通すのが大変だもの)

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Jetson nano でとりあえずSamplesを動かす

2019-09-29 01:23:53 | Jetson nano
Jetson nano でとりあえずsamples を動かす方法。

Terminalで、/usr/local/cuda-10.0/samples にcdして、

sudo make

そのあと、例えば /usr/local/cuda-10.0/samples/5_Simulations/oceanFFT にcdして、

./oceanFFT

とする。

GuiのFiles からダブルクリックでoceanFFT を動かそうとしても動かない。
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