12日間とは思えぬほどすっかりBaliを満喫し、夜中の羽田空港に到着。
ベテランスモーカーのワタクシ、海外の行き帰りにはタバコの購入を欠かしません。
前回ティオマン-HKから帰国した際には、2箱持ち込もうとして税関であっさりばれてしまい、税金を納める羽目に。
それでも懲りずに、今回も機内持ち込みに2カートン+スーツケースに5箱、計29箱を忍ばせています。(免税範囲は12箱)
だってインドネシア、タバコがめちゃ安なんだもん。街中でもひと箱150円くらい。
空港の免税店は200円ぐらいする上に品揃え薄い。なのでKLで買い足しました。ひと箱190円くらい。
で、ドキドキの通関ですよ。
当たったのはちょっと小太りの、しかめっつらをしたお兄ちゃん。
前回捕まった時は、
「タバコやお酒は持っていませんか?(にっこり)」
「タバコをひと箱・・・」
「ひと箱だけですか?(にっこり)」
「あ、いえ、実は2箱・・・」
とニコニコ顔にやられたので、甘いか辛いか、見た目だけではわかりません。
でパスポートをパラパラっとみて、小太りが一言。
小太り:「おひとりですか~。マレーシアによくいかれてますが、お仕事ですか?ご旅行ですか?」
わたし:「だいたい旅行です。研修旅行もありますけど。KLはトランジットも多いので・・・。」
小太り:「いつもおひとりで?」(目的関係はさらっと放置)
わたし:「・・・はい。」
小太り:「マレーシアはどういうところに行かれるんですか?」
わたし:「コタキナバルとかティオマンとかです。ダイビングがメインで・・・」
小太り:「それもおひとりで?」(訪問エリアも聞いといて放置)
わたし:「はい。」
小太り:「今回はどちらに?」
わたし:「目的地はバリで、KLはトランジットで時間があったのでイミグレ入って再出国しただけです。」
小太り:「バリもおひとりで?」
わたし:「・・・はい。」
小太り:「向こうにお連れ様でも?」(どういう意味やねん!)
わたし:「ええ、まぁ。」
小太り:(ははーん顔で)「いいですよ。」
余計なお世話じゃ!!
なんで税関の兄ちゃんに私の私生活をとやかく言われなあかんねん!!
自分なんか彼女いない歴35年のくせに(←独断)、勝手に「負け組アラフォー・リゾートで恋人探しの図」を設定して満足するな~~~!(号泣)
お前が執務中に交通事故に遭っても、絶対かわいそがってやんないからなっ!(ゼーゼー)
「自分だってどうせ彼女いないんでしょっ。」と一言言ってやりたかったぜ。
荷物の話題に全くならなかったおかげで、タバコはばれなかったけどね。
ちなみに最後の「ええ、まぁ。」はちょっと返答に困ったところ。
「う~ん、当たらずとも遠からず!」といってみたいところをぐっと堪えました(笑)。
だいたいお連れ様がマンタナニにもティオマンにも、バリにもいるって、無理がありすぎじゃないか。
どうせなら、「マレーシアにお連れ様がいて、時々現地で落ち合ってご旅行なさるんですか?バリだったら彼は現地語もわかるから、お任せできて快適ですね。」ぐらいの設定を繰り広げていただきたかった。残念。(←アタックチャンス児玉清風に)
兄ちゃん、想像力がまだまだ足りんのだよ(ふっ)。